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愛蔵版 ⸝⸝⸝˘◡˘♡

大好きな作家さんのお一人である、辻村深月さん。
デビュー20周年を記念して「凍りのくじら」と「ぼくのメジャースプーン」の愛蔵版が発売されました!

アンソロジーと4月に発売されたエッセイ以外は全作品読んでいる作家さんなんです📚

装丁がとにかく素敵なんです!
震えるくらい素敵なんです!
是非とも紹介させてください!(聞いてください)

まずは、デビュー15周年を記念して発売された
愛蔵版の「冷たい校舎の時は止まる」

数年前に購入した辻村深月さんのデビュー作の愛蔵版。
なんと!函入りなんです!(涙もの…)
この函にスポンっと上から入れる装丁になってるんです。
そして、小さな四角い切り抜きがされていて、函に納めるとその切り抜きの窓からタイトルの文字が見えます。
時が止まった校舎の中で起きたファンタジーミステリなので、校舎の窓がイメージされてるんですよね。
そして、表紙は布貼りのような綾織のような…とても雰囲気のある素敵な装丁です。
物語の世界を再現するかのように静かに美しい雪が舞い降りています。
(うっとり…❄️)

そして!中の本文の印刷も黒色じゃないんです!
写真だと分かりづらいかもしれないけど…紺色なんです!!
そして、今回購入したデビュー20周年を記念して発売された
愛蔵版の「ぼくのメジャースプーン」

素敵すぎてどうしようかと思いました!!
辻村さん作品ではお馴染みの佐伯佳美さんのイラストの装画です。
(ありがとうございます。ありがとうございます)
素敵ですよね…(うっとり…何度でもうっとり…)

地、天、小口にも物語のモチーフが印刷されてるんですよ!!!
し!か!も!カラーで!!!!
(素敵すぎやしませんか!)

私は保育園の頃からうさぎが大好きで飼っていたこともあるんです。
この装画みたいに白くてふわふわな可愛いうさぎでした。
家にうさぎがいてくれることが夢みたいにうれしかったことを覚えています。
でも、私がかまいすぎていたのがいけなかったのか…すぐに亡くなってしまいました。

そんな記憶があるからなのか…この物語にはうさぎに関する残酷なシーンがあって、その場面を読んでいる時、貧血みたいになった思い出(?)があります。

でも、この物語に登場する小学生のふみちゃんがとても好きなんです。
辻村さんの好きな作品TOP5にも入る物語なので、今回、愛蔵版になってうれしいです⸝⸝⸝˘◡˘♡

そして、今回も本文は黒色じゃありません
えんじっぽい色合いです…素敵
そして同じくデビュー20周年を記念して発売された
愛蔵版の「凍りのくじら」

こちらの装画も佐伯佳美さんです。
天、地、小口にも物語のモチーフが幻想的な佇まいで印刷されてます。かっこよくて素敵ですよね。

辻村深月さんの物語は作品同士がリンクしていることで有名ですが、この「ぼくのメジャースプーン」と「凍りのくじら」もリンクしてます。
だから、同時に発売してもらえたのかな〜なんて、とてもうれしく思いました。

「凍りのくじら」は綺麗な水色の本文です🐳

辻村深月さんの作品の中で、私が1番好きなのは
「スロウハイツの神様」です。
次回、25周年の記念には「スロウハイツの神様」の愛蔵版が発売されないかな…されるといいな〜と夢見ています。
私だったらどんな装丁を考えるかな?と妄想するのも楽しいです。

この愛蔵版は、1か月遅れでの自分へのお誕生日プレゼントにしようと思ってました。
だから、発売されると知った時にすぐに予約をして今日を楽しみに待っていました。

この愛蔵版の発売に関わってくださった方全てに心からの感謝の気持ちです。
本当に素敵な愛蔵版をありがとうございます!
ずっと、大切にします。

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