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月の舟 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ𓂃*̣̩⋆

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リップヴァンウィンクルの花嫁

この映画を初めて見たのは、もう4年ほど前になります。 1番最初に見た時は、悲しい気持ちがいっぱいに胸の中に広がりました。 だけど、まだ言葉にできない気持ちがずっと心の中に残っているようで、しばらくして2回目を見ました。 そして、またしばらくして3回目も見ました。 今では何回見返したのかわからないくらい大好きな作品になっています。 サブスクで見てたけど、手元にも置いておきたくてDVDも買いました。 こんなふうに、心に染み込んでくるように、どんどんと好きになっていく作品は初め

    • ゆらら読書

      • noteを開いたら2周年記念のバッジがもらえました🥳 2年前の今日、noteを始めたんだ〜! でも、しばらく読み専だったんです。 初めての記事は去年の5月、あつ森の記録を残しておきたくて書いた記事でした🌳 いつも仲良くしてくださって、ありがとうございますꕤ︎︎ ご縁に感謝です!

        • 注文していた短歌集「月のうた」が届きました 短歌って、ゆっくり自分の中にとどまるように読みたいですよね あっと言う間に終わってしまうのはもったいないから だから毎日一首づつ読んでいこうかな〜と思っています 折しも今日は中秋の名月🌕 読み始めるのにぴったり (お月見団子と一緒に🐰)

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        • 注文していた短歌集「月のうた」が届きました 短歌って、ゆっくり自分の中にとどまるように読みたいですよね あっと言う間に終わってしまうのはもったいないから だから毎日一首づつ読んでいこうかな〜と思っています 折しも今日は中秋の名月🌕 読み始めるのにぴったり (お月見団子と一緒に🐰)

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          光る君へのかなふみ(第35話)

          前回、彰子さまが「若紫」の帖を読んだら何を感じ、どんなことを思うだろう…と、その胸の内をお聞きしたいと感想を書きました。 幼い頃に自分の意思から離れた所で、ご自身の身の上が決められてしまったお2人、彰子さまと紫の上が重なるように思えたからでした。 今回、そのお気持ちが聞けた。 「光る君に引き取られて育てられる娘は私のようであった」 彰子さまもそう思ったんだな…って。 こういう気持ち、物語の登場人物に自分を重ねる気持ち、本が好きな人ならきっと知っていますよね。 自分に重ねた

          光る君へのかなふみ(第35話)

          光る君へのかなふみ(第34話)

          今回の「光る君へ」も良かったですね。 子供の頃のあの、まひろちゃんと三郎との出会いの場面。 「源氏物語」を読んだことのある人なら、すぐに紫の上と光源氏の出会いの場面へのオマージュだって気がつきましたよね。 今回、このまひろちゃんにとっての大切な思い出が、紫の上と光源氏の物語となって新しく誕生しましたね。 その瞬間に立ち合えましたね! こうして作家の方々は、自分の中の大切な特別な場所にしまってあった大事な思い出を形を変えて、作中の登場人物たちに重ねながら物語を紡いでいくものな

          光る君へのかなふみ(第34話)

          すごくよかった。すごく、すごく良かった。 大好きなものがたくさん、ぎゅーうっと包まれてた世界だった。 「変えるべきものを変える勇気を、 そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えてください」 最初から最後まで、ずっと好きだった。 今年見た映画の中で1番好き。

          すごくよかった。すごく、すごく良かった。 大好きなものがたくさん、ぎゅーうっと包まれてた世界だった。 「変えるべきものを変える勇気を、 そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えてください」 最初から最後まで、ずっと好きだった。 今年見た映画の中で1番好き。

          光る君へのかなふみ(第33話)

          今回、個人的にすごく好きな回でした。 女房の人たちの生活を映像として見れたことがすごく楽しかったです。 藤壺ってこうなってるのか〜!とか 寝る時はあんなふうに几帳で簡単に仕切られた個室ふうになってるんだ〜!とか 女房方のお役目、お仕事の様子が映像として見れたこととか! まひろちゃんに用意された局の書物する机が機能的になってる様とか! いろいろ、いろいろ目が釘付けでした。 そして、彰子さま。 敦康親王とのやりとり、すごく可愛いかったですよね。 お手玉をわざと関係ない所に放っ

          光る君へのかなふみ(第33話)

          8月に読んだ本📚

          すごく良かった。 著者の山本淳子先生の表面だけを見るのではなくて、その奥にある思い、その思いを促す状況、そこに至るまでの様々な感情の揺れだったり、言葉に隠された願い…その全てを感じ掬い取ろうとするような深い、深い愛情をひしひしと感じた。 何度も胸を締め付けられ涙した。 とても良かった。すごく良かった。 山本淳子先生は言ってみえます。 「どうか定子になった思いで触れていただきたい。その心にこそ『枕草子』は真価をあかすに違いないからである。」 最初は死を願うほどの闇の中にいた

          8月に読んだ本📚

          ハピネス島日記 17ー花火大会と住民の家ー

          8月は、いさこちゃん、ヒュージくん、サルモンティくんの家の周りを作りました。 現在ハピネス島で暮らすのは私を入れて9人です。 今回で住民全員の家(のまわり)が完成しました! (この「ハピネス島日記」が始まった当初のメンバーが2人違う島に行き、新しく引っ越してきてくれたのがベアードさんとサルモンティくんなんです) 本当はあと1人住民を呼べるのだけど、私はずっとグミちゃんを住民にしたくて、残りの1枠はグミちゃんに出会った時のためにとってあります。 キャンプに来てくれないかな〜

          ハピネス島日記 17ー花火大会と住民の家ー

          光る君へのかなふみ(第32話)

          先週ついに「源氏物語」が誕生した「光る君へ」 今回もいろんなことがありました。 まだこんなにも幼い賢子ちゃんを置いていってしまうの?となったり。 一条天皇を苦しめる幾度となく繰り返される火災(放火…)があったり。 今のたおやかに凛とした赤染衛門さんに至るまでに、様々な苦しみを経験して、そして程よく手放されてきたんだなぁ…としみじみしたり。 惟規くんの相変わらずの良い感じに気の抜けた物言いと佇まいにほっとしたり。 一面に広がる満天の星空が迎えにきたような幻想的で美しい

          光る君へのかなふみ(第32話)

          光る君へのかなふみ(第31話)

          2週間ぶりの「光る君へ」でしたね。 ついに「源氏物語」の誕生でした。 あの有名な「桐壺」の冒頭の部分 「いづれの御時にか」 この言葉が、紙の上を滑らかに流れるように書き上げられていく様に胸がいっぱいになります。 「源氏物語」を途中で挫折している私でさえこういう気持ちになるんだから「源氏物語」を心底愛している方々の想いは如何程だろう…と、そのことにもうるうるしながら見てました。 綺麗な色とりどりの紙として、物語が天から降りてくるような、降り注いでいるようにまひろちゃんに満ち

          光る君へのかなふみ(第31話)

          夏休み明けにいなくなった先生

          私は「先生」という立場の人が好きでした。 白川紺子さんの「下鴨アンティーク」のシリーズを読んで、着物を着られるようになりたくて通った着付け教室の先生も 美術館に連れて行ってくれた牧師さんの先生も 英語を教えてくれたドイツ人宣教師の先生も 和歌をまるでクイズみたいにして教えてくれた古典の非常勤講師の先生も 授業そっちのけで先生のお子さんの名前をみんなで一緒に考えた社会科の先生も 空がどうして青いのかを教えてくれた理科の先生も みんなすごく好きでした。 そして私の先生好きの原

          夏休み明けにいなくなった先生

          光る君へのかなふみ(第30話)

          今回もあっという間の45分間でした! 前回の29話、宣孝さんが亡くなられて3年が過ぎた30話の今回。 賢子ちゃんもすくすくと大きく可愛く育って、小さな手で為時お爺さまとおはじきをする姿にきゅんっとしてました。可愛かったですよね! …だけど、まひろちゃんとはちょっとギクシャクしてて… 賢子ちゃんのお母さんともっと遊びたい気持ち、自分にわかりやすく注意が向かない寂しい気持ち。 (でも、火は危ないからダメだよ。火事にならなくて本当、よかった!) まひろちゃんの母親として、現在の

          光る君へのかなふみ(第30話)

          7月に読んだ本📚

          いつも不安気に俯いていた、あの心もとなげな少女だった彰子さまが 一条天皇が笛を聴かせてくれてもそっぽを向いていたあの幼い少女が…よくぞここまで… 読み終わった時、ただ、ただ感無量の気持ちが込み上げ、1人の女性のその道のりの辿り着いた先に尊崇の念が込み上げました。 「国母たる身を国と民に献げる」 栄華を欲すれば怨みを生む、その連鎖をなんとか断ち切ろうと、怨みに囚われないよう自身を律し、公平さと愛情をもって一族を守り、国の安寧を祈った彰子さま。 まさしく国母と尊ばれるのにふさ

          7月に読んだ本📚