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サンタ・クルスの真珠/アルトゥーロ・ペレス・レベルテ

レベルテ祭りなにげに続行中(2003年ごろの話)
いや、結構面白いんだ、この人の書くもの。
デュマ倶楽部読んだときは、ペダンティックなばかりのおっさんかと思い、そしてデュマ倶楽部はそれでもその部分さえもが面白かったわけではあるが、なんだかそれだけの系統でもないと思った。

良くも悪くもスペイン人なんだなと思うんだよなあ、教養豊かな。

アラトリステを書くのも納得するし、キリスト教よりもカソリックを題材にしていると思えるこの小説も、博識だけれど、読んでいると、何か良く形容しがたいところで「ああ。」とか思うことが多い。

欧米系の小説を読み慣れない人には引っかかるところも出てくるだろうが、私は割と好きだ。

あ、これは、セビリアを舞台にした小さな教会の話なのだが、ストーリーは要約したくないのでしない。

面白い、そのうち中身を忘れたらまた、読み直すのはどうだろう。


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高梨 蓮
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