読書感想文:さあ、才能に目覚めよう/マーカス・バッキンガム
「さあ、才能に目覚めよう」 マーカス・バッキンガムとかほかのひと著
自分一人では、普通、大抵買わない種類の本だ。
去年(2010年)、職場の上司が、仕事上の研修の関係で、やたらとプッシュするので、押しに負けて買ってしまった観がある、うおおお。
自分の強み診断みたいなのがサイトでできるのだが、それが、この本のシリアルナンバーでしか駄目だという、なんのひっかけ商法かと心の中で思ってしまった本なのだ。
本そのものの内容は別に悪くなく前向きで、メリケン人め、と思う程度なのだが、短所に目を向けず自分のいいところだけを見ようぜ!という姿勢には、本当は全面的には私は賛同できない。
両方見ろ、とか思うのだが、まあそれはそれとして。
そもそも私は特に自虐癖はなく、むしろ己は何かの天才じゃないかとぐらい思って天よりも高い自尊心と同居しているのだが。
思うところは、本屋には山ほどあるだろうから流行しているんだろうということくらいだ。
まあ、身内にでも譲るか。
シリアルナンバーは使い物にならないが。
(2011/5 この時調べた自分の強みはメモしておらず、記憶にもない。その後、むしろ今(2021)このストレングス・ファインダーとかいうのが流行っているのを見るに、案外と自尊と自分の才能を認めるのにも、他人からのお墨付きが必要な人が多いということなのかと思った。確かに日本人は謙遜が過ぎる人もいる。それを是正するに役立つのであればまあ有用なのかもしれん)
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