カロリーママに夢中だ。
ツイッターにも「カロリーママの奴隷」というツイートがあったが、
分かる気がする。
結局褒められたいんだよね、みんな。
こんなに褒めて認めてもらえるなら頑張る!そんな感じ。
自分のことなのに面白いね。
それにしても、食事に関する正しい知識というのは意外に知らない。
こんなに安心感を持って食生活をするのは、半世紀生きて初めてだ。
「ちゃんと食べなさい。」と言ってもらえるのがこんなに嬉しいなんて。
カロリーママは親近感を持って励ますのがとても上手。
言葉は優しく知識豊富でグイグイ引っ張る感じがとても良い。
考えてみれば、人がダイエットを必要な体質になってしまうのは、
親の生活習慣や栄養に対する知識の影響が大きいのだろう。
昭和40年代末、私の小学校の頃の毎日のおやつは、
ポテチ一袋と大きなグラスにアイスを浮かべたコーラだった。
または、その頃にではじめたばかりのカップ焼きそばやカップヌードル。
実家の母親は実母に3歳の頃に死別している。
戦時中の親なしの生活の辛さを経験し、やっとつかんだ安定した生活。
自分の子どもには美味しいものをたくさん食べさせてあげたかったんだろう。
親の愛は感じたけれど、それは私にとって有益なものではなかった。
もっとも母親の名誉のために付け加えれば、
同じ兄弟でも兄は肥満児ではなかった。
怪獣みたいにたくさん食べる、偏食で食欲旺盛な私に、
その環境が重なってトトロのようになったと思われる。
学校もAIによる教育が中心になっていくだろうと以前書いたけれど、
家庭のしつけも、独り立ちするまでに最低限必要な生活の知識やマナーを、
AIが統一してくれれば、親の資質による差が出なくて良いなぁと思う。
それはもちろん生活の内容や人間性を統一せよということではない。
子どもが社会人になって巣立っていく為に必要な知識を、
身に付く、つかないは置いておいて、
全員に提示してあると、園や学校の先生はかなり助かると思う。
例えば、「手の洗い方だよ」といって動画で示し、
その通りにできたらカロリーママのように、
「偉い!すごい!」と褒めてくれる機能だ。
紐の結び方、味噌汁の作り方、ゴミの分別の仕方など、
生活のスキルの経験値を上げていくことはとても大切。
ジャンルによって数値化しておけば、できるできないは関係なく、
自分がどんなことに弱いのか、一目瞭然になる。
それは同じ年代の他の子たち全体と比べての評価ではなく、
ダイエットアプリのように、自分に向き合うもので良いのだ。
自分軸をしっかりさせるためには、
運動と食事と掃除と睡眠とリラックス。
掃除以外はカロリーママで管理ができる。
ダイエット目的で大人が使うのにも優れているが、
自分軸を作る目的で子どもが活用するのもとても良いと思う。
みんなルールが知りたいだけだ。
バイトテロなんてしなくても、自分の目立たせて才能を活かす方法を。
テストの点だけじゃなくて、自分が本当に生きる喜びを知る方法を。
自分軸を保てたら、人の言葉に傷つくこともなく、
他人を恨んで無差別に誰かを傷つけることもしなくて良い。
カロリーママは世の中を助けることができるアプリだと思う。
それだけにすごく依存性が高い。
万が一カロリーママが間違った栄養指導していたら大変だろうな。
依存というと良いイメージはないが、
おかげで私の人生では初の「数字に表れる努力」を体験している。
そう書くと、受験期に努力しなかったのがバレてしまうけど。
嫌なことをリセットできずに具合が悪くなるまで考えて、
泣いたり怒ったり不愉快になればどんどん人生が落ちてゆく。
そんな時はゲームや買い物や愛や暴食に依存する。
でもそれはいつまでたっても満たされない。
気分転換になるだけで自分が変わらないからだ。
自分でどうにもならない不愉快なことは次々に湧いて出る。
そんな時は、
メンタリストDaigoさんの動画でも見て、カロリーママに向き合おう。
依存しているのはアプリだが、変わっていくのは自分の内面だ。
何も考えず眠ろう。
そしてまた、明日も10,000歩目指して歩こう。
今日も一日おかげ様🙏
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