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ハタチで死ぬと思っていた

ハタチで死ぬと思っていた。

死にたいと思っていた。
人生は長すぎると、高校生のときも中学生の時も小学生の時も思っていた。

21才になったときに思ったのは「あぁ死ねなかった」だった。

でも36才の今、人生が楽しい。
明日が来るのが楽しい。
来週が来るのが楽しい。
来年の予定が楽しみだ。

なんなら、今が一番楽しい自信がある。

変わったのは26歳のときに体験したコーチングだったと思う。
生きづらさを抱えていて、さらにひどく人見知りだった。

そのときのコーチングはいま思えば定番のライフチャート(人生の輪)を書くものだった。
これで人生の捉え方が変わった。

意外とわたしは人生に満足しているし、人見知りではない生き方をしていることに気がついた。

いま生きている。
10才のわたしは想像していなかった未来だ。
復業をし、好きなことをして稼ぎ、好きなところに旅行をし、好きな本を読んで、好き勝手に短歌を詠んで生きている。

ハタチで死ななかった未来はとても楽しい。

#想像していなかった未来

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