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初めて家事代行頼んだら泣いちゃった話
この記事は、モニクルAdventCalendarの22日目になります。
気づけば年の瀬となり、今年もやってきたモニクルのアドベントカレンダー。昨年は、「表記のルールを考える 〜オウンドメディア運営の現場から〜」というタイトルで、表記オタクのあれやこれやを書きました。
今年は仕事の内容から少し離れて、家事代行の話を書きたいと思います。ワンオペうっかり母さんが、育児と仕事を楽しく回していくための一つの方法として選んだものですが、何か参考になれば幸いです。
家事代行を頼みはじめたきっかけ
今夏の終わりごろ、家事代行の利用を初めて検討し始めました。きっかけはいくつかあります。
ワンオペに拍車がかかったこと
子供が受験を控えていてそのサポートが大変すぎること
お得な料金で使えたこと
この中でも、特にお得な料金で利用できたことは、新たなサービス利用をする上でのハードルを非常に低くしてくれました。(共働き家庭が増える中、より労働力を高めようという中で、家事代行を利用しやすい仕組みが各社だけでなく、国全体で整備されていってほしいなと強く思います。)
サービスの登録を済ませて、ひとまず料理と掃除を一回ずつ体験してみることにしました。そのうち、料理の方では日程が合ったAさんと無事にマッチング。事前のチャットのやり取りから丁寧で、苦手な食材や希望を聞いたうえで、メニューと食材を20品ほど提案してくれました。
サービス初日
サービス初日、ドキドキする私の前に颯爽と現れたAさん。私は基本的にフルリモートで勤務しているため、仕事中にご飯ができてたら素敵だなぁと思い、平日朝の9時からの依頼をしました。快活でテキパキとした方で、道具や材料の説明を済ませるや否や、早速手際よく作業を始めて行きました。
私はその様子をなんとなく見てはいけない気がして、「集中できないかな?」とか「見られてるとやりづらいよな?」と、目も合わせられず仕事に集中することにしました。依頼した3時間の間にミーティング2本と諸々の作業をひたすら集中して進め、ハッと気づくと時計はもう正午になっていました。
「すみません…!もう時間ですね…!」
と駆け寄ると、そこにはまさに求めていた理想郷が広がっていたのです。
出来上がった料理を前に、泣いた
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いや、分かってはいた。だっていい匂いがしてくるんだもん。ミーティングしながら、お魚を揚げる時のあの香ばしい匂いとか、お出汁とお醤油に火を入れた時の芳しい匂いがしてきて、「うわぁ…最高だな」とは思っていたよ。でも、この光景とまでは思ってなかったよ。
思わず歓声を上げてしまい、Aさんに「ありがとうございます…!!!」と伝えることが精一杯でした。Aさんは「ありがとうございました〜!」と颯爽と帰っていかれ、「まさにプロだ…」と感心しきり。
部屋に残された私と料理。その料理は3時間のAさんの労力そのもので、というかそれ以上でした。これまで研修を受けたり、いろんな料理を作ってきたり、調べてきたりしたことが結集されていて、誰にも真似できなくて、素晴らしいものを提供してもらえたな…と、胸がいっぱいになってしまいました。そして、昼休みになったので、味見がてら早速こちらのご飯をちょいちょいつまんで食べていると、なんだか涙が出てきて、気がつくと泣いていました。
他人の力を借りたっていいじゃないか
料理の美味しさはもちろんそうだけど、「私は何を今まで1人で頑張ってきたんだろう? 背負い込んでいたんだろう?」と思えてきて、大きな大きな味方を手に入れた新しい世界に生きているような気がしました。大袈裟に思えるかもしれないけど、本当にそう感じました。
家族に頼れないなら、他人を頼ればいいっていうのは本当にその通りで。もちろんその分出費はかさむけど、例えば外食を削ったり、自分の服や靴を買うのを我慢したり、不用品を出品したりすれば、どうにか選択していくことはできるんだなぁと思ったので、私は苦手な家事は大変な間はできるだけアウトソーシングしていこう!と思ったのでした。
掃除の方も、ここでは割愛しますが、数年間忙しすぎて綺麗にできなかった窓がピカピカになって、外の景色が綺麗に見えた時は涙ぐみました。本当に、家事代行で働いている皆さんプロすぎて、尊敬の気持ちしかありません…。
2025年、いい服もいい靴もいらないから家事代行を頼み続けたいんだ! だから来年も仕事を頑張っていきたいと思います(笑)。
⇧1年半前くらいに書いた、日々の回し方についてはこちらの記事もよかったらどうぞ。高みを目指さない、限界の状態の方のみ参考になると思います(笑)。