納品したのに制作費が支払われない!Web制作業界で未払いが発生した時、未払いを事前に防ぐための交渉術
Web制作界隈でよくあるトラブルのひとつに制作費の未払いがあります。
・納品が完了していないと言ってなかなか請求させてくれない。
・納品後に、品質や制作進行に難癖をつけて満額を支払おうとしない。
・請求書を送ってもなかなか入金してくれない。
特にフリーランスの方で、SNSでこういったことを嘆いておられる方を見かけます。
こういう嘆きをみて、「そんなのきちんと契約を結んでいなからだ!」「払ってもらえないなら弁護士に相談すればいいだろ!」というご意見もごもっともなのですが、これが実際に契約をきちんと結んでいても難癖をつけられることはあるのです。
特に小さなWeb制作会社やフリーランスの方だと、バックに法務部門など詳しい専門家が付いているわけでもないし、バックボーンは薄いだろうみたいな感じでなめられがちなんですね。
ただ、払わないことは良くないことですが、発注側にも主張があることは分かります。
制作の仕事は最初から品物があるわけではないので、思った通りの成果物が納品されない、進行が悪すぎて納品が間に合わなかった、など制作費を支払う側にとって、とても満額支払う気になれないようなこともあるでしょう。
発注者側の気持ちや事情もよく分かるのですが、制作会社としても「作ってみて納得できないからお金は払いません」は困ります。
では支払ってもらえないからすぐに弁護士に相談する、という手段を取れるでしょうか?
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