クラシック×ロック ギタリスト猪居亜美
クラシックギタリスト猪居亜美さんの最新アルバム「My Immortal」がリリースされ、手にして数日聴いていた。
猪居亜美さんを知ったのは5年くらい前、YouTubeだったと思う。
僕は90年代にロックで音楽を好きになりエレキギターを始め、次にアコースティックギターを買った。そのアコースティックギターで弾き語り曲より、ギター1本で演奏できるギターソロ曲が好きで弾いていた。
後に、やっぱりクラシックギターの方がソロ曲に合っていると思い中古のYAMAHAのクラシックギターを使うようになった。そのギターは今でも使っている。僕より1歳年上(現時点で46年前製造)の言わば入門用のクラシックギター。
ギターと言ったらエレキで、アコースティックギターはサブ的に持っている世代で、クラシックギターの話を共有できる人はほとんどいない環境だったりする。
少し自分のことを書いてみたが、クラシックギターの音色が好きで、たまたま知ったのがきっかけだった。たぶん最初はクラシックギター曲の動画だったと思う。
後にオリジナル曲の「MEDUSA」で衝撃を受けた。この曲でクラシックギターに持っていた印象が大きく変わった。
https://youtu.be/HMXYqSMmXjA?si=XU-RIGQT4Foau092
アルバムの話に戻すと…
レビューみたいのはとてもじゃないけど書けないのだけれど、届いてから聴いて思うのは
これはクラシックアルバムでなく、ロックアルバムだ
ということ
ロックミュージックのカバーだから、そう感じるという感覚ではなく、ジャンルがロック。
そもそも、エレキギターで歪ませた音じゃないとロックじゃないという定義もないしなと…
本家のロックはファッションとか見た目にもかっこよさがあったりして、その印象も曲にのりがちなんだけれど、クラシックになるとビジュアル的なものが排除されて曲の精神性が素直に伝わってくる様な気がしていて、すごく伝わってくるものがある。時には恐いくらいに…
そして、収録曲がほぼ自分がリアルタイムで好き聴いてきた曲であった…
世代がけっこう違うけれど、聴かれ、カバーされるのは嬉しい。
そして、アルバムタイトルが全てを語っているような気がする。
最後の曲がLINKIN PARKのNumbなのは感慨深い…
令和六年四月十五日
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