男と女の“分かり合えない溝”、越えるワザあり
恋のタイミングにおいては、こんな男女差があるらしい。
男はノリノリの時に女を欲しがる
女はどん底の時に男を欲しがる
男が恋をしたくなるのは、自分が絶好調のときだそう。
対して女は、自分が絶不調なときに恋をしたくなる。
衝撃的な一目惚れや、年柄年中ステキな恋をしたい恋愛ハンターな人は別として、これがフイに訪れる「恋をしてしまう時の状況心理」なのだそうだ。
実は今、私は本棚の整理中なんである。
そしたらこんな男女の違いを語った本が出てきて、片付けサボって読み耽っているんである。
その本こそ、『察しない男 説明しない女』だ。
▲発行当時(2014年)に1,300円(税別)で購入したのだが、
今、Kindle unlimitedに加入している人は無料で読める。
今日は男と女の永遠の溝、わかりあえない心理をこの本から紹介しようと思う。
もちろん、万人がこのパターンなわけはない。
一般的な男女の心理的誤差をのぞき見する感じで、かる〜く楽しんでいただきたい。
この本の著者・五百田達成氏は、作家および心理カウンセラーでもあられる。
これは心強い。
てんでわからぬ男ごころ、女ごころを解いてくれるのならば─。
では冒頭の、
男はノリノリの時に女を欲しがる
女はどん底の時に男を欲しがる
これはどういうことか。
一方、女性の方は、
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「男に逃げ込みがち」とは聞き捨てならんなあ。いや、一理ある。
こんなカレシと付き合ったら、こんな男と結婚していたら……。
女はいくつになってもその呪縛から逃れられずにいるものだ。
それ即ち、
「パートナーの価値によって自分が変わる」という、他力本願思考が潜んでいるからではなかろうか。
男はノリノリの時に女を欲しがる
女はどん底の時に男を欲しがる
こんなふうに男と女の心理的温度差があるのだから、
どん底の男に尽くしてもムダ、どん底の女は落ちやすい
なのだそうだ。
でも女は、しょげた男を見るとかいがいしく世話したがるんだな(かつての私)。
こういうときは母性爆裂。相手が年上であろうとお姉さんのようにふるまってしまう。
「あなたは正論を言いすぎるの。そんなの誰も聞きたくない。もうちょっと抑えなよ」なんてやさしくアドバイスしたつもりだったのに、
「エラそうに言うな! うっせーよ💢」
と、涙目で逆ギレされた、あの日あのとき。
なんでやねん。
アタシのホトケ心やろが💢💢
この本には、そんな逆ギレの男性心理までが書かれていた。
男は分析されたくない
女は言い当てられたい
えーホンマかいな。
自分の分析能力フル稼働させることで窮地に追い込んでいたと?
……。
男は分析されると「上から」モノを言われた気持ちになってカチンと来るらしい。血液型占いを嫌う男が多いのもそのせいか。
ただし分析しても最後に褒めれば大丈夫らしい。
褒められると分析された感がマイルドになる? なんて単純。笑っちゃうね。
最悪なのは、分析して最後にダメだしすることだと五百田先生。
そりゃそうでしょ。これは人間、誰もがイヤでしょ。私、やってしまったけど。
でも女は違う。
自分のことを言い当てられると「私のことを理解してくれてる」と嬉しくなる。
「キミって本当は○○だよね。オレにはわかってる」
これ、殺し文句級の分析セリフ。かなりの高確率でドキドキである。
しかも「本当はちょっと間が抜けてるよね」なんて、許せる範囲のネガティブワードなら尚良し!!(註:ハルカ個人的指南)
ところがこういうのは、何回も言われると逆にウザい。あくまで1〜2回のくすぐりだから効くんだろうな。(註:ハルカ個人的感想)
この本によれば男は女に対し、失礼にならない程度に「君って意外と○○だよね」と軽く言い、女は「あなたの○○なところが好き」という感じのことを付け足せば良いらしい。
このテクは、こじらせっぱなしの夫婦(特にうちとか)にも応用できそう。
その場合、ちょっとハードルは高そうだけど。
恋愛スタート時なら簡単なひと言ですむだろうけど、長年の夫婦でこのテク使うのは心情的に至難の業。
だがそこは処世術、いや相手への思いやりとでも言うべきか。
こういう心理は恋愛関係だけでなく、異性とのコミュニケーションにはきっと役にたつだろう。
最後に『察しない男 説明しない女』から、面白そうな項目を抜粋しておこう。
男と女、すれ違いまくってるな。
サムネール画像は画像生成AI「DALL·E 3」を使って作成し
Pixelmator Proでサムネールサイズに編集加工しました。
記事中のイラストもすべて同様に作成しています。