見出し画像

【2023年振り返り】 社会起業家としての挑戦。こどもたちが「社会を変える場」を作る。

12/31の深夜、朝まで生テレビに出演します。なので、まだまだ仕事を納められません…。年越しはテレビ朝日で迎えます。

皆様に感謝の気持ちをお伝えしたいとおもい、今年1年の活動を振り返ります。1年間、応援してくださり、ありがとうございました。

今年は、群馬県で高校生リバースメンタープロジェクトが始動したり、国内最大級のソーシャルビジネスコンテスト「みんなの夢アワード」で優勝したり、共同通信で主権者教育の連載がスタートしたり、厚労省の年金部会の委員を務めたり、YouTubeたかまつななチャンネルのチャンネル登録者数が16万人を超えたり、ETICの社会起業家塾のメンバーに選ばれたり、全国行脚して地方自治体の首長に会いにいったり、笑下村塾の活動や主権者教育を広げる非常に充実した1年でした。

私の本業は、社会起業家です。どうすれば日本で若者の政治参加や主権者教育が活性されるかということを株式会社 笑下村塾で社会起業家として取り組んでいます。そして、今年はようやく、その本業「笑下村塾」の活動をメディアで取り上げてもらう機会が増えました。日本テレビ「news 0」、TBS「報道特集」、AERAでの特集ー。そして、着実に会社の仲間も増えています。

⚫️社会を変えられると思うこどもたちを増やしたい

2022年、ウクライナ、イギリス、フランス、ドイツ、スウェーデンに取材にいきました。海外で驚いたのは社会を変えるこどもたちの姿です。

小学生が学校の中で先生と対等に会議に参加する、生徒会が学校と交渉しルールを変える、10代の子が政治家と政策を作る、同世代の議員が活躍する。

そんな姿を見て、日本でも、こどもたちが「社会を変える場」が必要だと考えました。

⚫️本気の自治体とタッグを組む

2022年から群馬県とタッグを組み、県内すべての高校を対象に出張授業を始めました。そうしたところ、18歳の県内の参議院選挙の投票率が8%ほど上昇しました。

そして、本年度からさらに、こどもたちの声を政治に反映させるため、「高校生リバースメンター」を始めました。高校生が知事の相談役になって、政策提言をします。

11月23日、群馬県知事に対して、高校生が提言しました。

「これまで男女別の校則に苦しんできた。だから男女別の制服や校則は撤廃してほしい。」「子宮頸がんワクチンを広めたい。」「校則を見直すための改訂の規定を作ってほしい。」「学校に行くのが辛い。だから公営塾を作ってほしい。」様々な提案があがりました。

これら高校生が提案したものには、500万円ほどの予算があります。これから高校生と事業化していきます。今年4月、こども基本法ができ、こどもの声を聴くことが各自治体に義務づけられました。こどもの意見表明を重視し、聴くだけではなく、政策実現までしている先駆的な事例です。

このように社会を変える場づくりを本気の自治体とタッグを組み、広げていきたいです。

⚫️無気力感を打破するには、主権者教育が必要

 日本は社会を変えられないと諦める若者が多いです。社会は変えられると思う若者は2割程度と先進国の中でも極端に低いです。だから、社会を変える人材を作るための主権者教育が必要です。イギリスの小学校では、「どんなルールが学校にあったらいいか」考える授業をしていました。皆も給食のルールを変えたければ、署名を集めようなどと先生が教えていました。こうして、自分で社会課題や、非効率さを発見し、改善していくという教育をしてきた。日本は、ルールは従うもの、理不尽があっても目をつぶることからイノベーションが生まれず非効率さが残っています。

 企業や政治をみても、年功序列で、へんな慣習が残っていたり、非効率だと思うのに、惰性で続いていることが多いです。だから、若者に権限委譲したり、若者が社会をどんどん変えていくことが重要です。だから、社会を変えられることを伝え、社会にどう参画するかという主権者教育、若者の政治参加を活性化させる必要があります。


⚫️社会問題解決型の報道をYouTubeから

社会問題のタブーに斬り込み、さらに問題の解決策まで提示する。ジャニーズ問題をいち早く取材し、当事者の方の声を伝えてきました。今後、再発防止のため、#芸能人を守るための法律を作りたい と考え署名を始めました。
https://chng.it/y2qwd6Lzwc

この署名は、「芸能人の人権と権利を守ることを望む人がこんなにもいる」という声を政治に伝えることができます。この声が、問題解決に向けた取り組みを進めていきます。

https://chng.it/y2qwd6Lzwc

最近では、自民党の裏金問題について、田中真紀子さんに取材しました。多くのメディアの取材依頼があった中で、笑下村塾を選んでくださりました。また、これらも解決策まで論じるため、菅野志桜里さん、青山和弘さんらと共に、どの制度をどう変えるべきか議論しました。今日の朝まで生テレビでも、制度変更の提案までお話できればと考えています。

また、センシティブなテーマには、広告制限の問題もあります。日本全国に取材にいっているため交通費などにお金もかかっています。もしよろしければ、ぜひ寄付をお願いします。

https://www.takamatsunana.com/support

⚫️政治家を身近に伝える

政治家との距離を縮める冠番組「たかまつななの政治家とだべろう!」がジャパンエフエムネットワークでスタートしました。

民主主義は信頼によって成り立っています。日本では嫌われがちな政治家に対する信頼を作り、政治を身近に伝え、新たな政治コミュニケーションを作りたい。そのために新たな挑戦、番組が始まります!YouTubeとも連動しています。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLGIs2lskpIl3ZXfVFxXIvLd827ETmGpM9


これまで官房長官になった自由民主党・林芳正さん、最年少国会議員の立憲民主党・馬場雄基さん、国民民主党党首・玉木雄一郎さんにお越しいただきました。

新年1月7日OAの回には、元内閣総理大臣の野田佳彦さんにお越しいただきます。

⚫️社会起業家として

今年は、海外の主権者教育などから笑下村塾の役割を見直し、社会起業家としてより社会にどうインパクトを出せるか本気で考えました。そして、会社のメンバーが増えました。社員やインターンだけではなく、ありがたいことに、官僚の方、コンサルタントの方、メディアの方などプロボノで関わってくださる方も増えました。本当に幸せ者だなと感じました。より多くの仲間を作り、社会を前進させていきたいです。

社会は変えられる、そう思うこどもたちを増やすため、私自身がより挑戦していこうと考えています。YouTube、署名、政治家への陳情、行政との連携など様々なことに取り組んでいきます。ぜひ引き続き応援していただけましたら幸いです。

もしよろしければ、単発の寄付、月額のマンスリーサポーターなどになっていただけましたら幸いです。

https://www.takamatsunana.com/support

どうぞ宜しくお願い致します。

たかまつなな


いいなと思ったら応援しよう!

たかまつなな/笑下村塾 代表
基本的にすべての記事は無料でご覧いただけます。もし有益だと思っていただけたらサポートいただけますと幸いです。「笑いで世直し」するための活動費(イベント代、取材費等)として大切に使わせていただきます。