たかまつなな/笑下村塾 代表

社会起業家。若者の政治参加が専門。「社会は変えられる」と感じ、行動するこどもたちを増やしたい。株式会社笑下村塾を設立し、全国の学校へ楽しい政治の授業を届ける。高校生が知事の相談役になり政策提言する#高校生リバースメンターの企画運営。

たかまつなな/笑下村塾 代表

社会起業家。若者の政治参加が専門。「社会は変えられる」と感じ、行動するこどもたちを増やしたい。株式会社笑下村塾を設立し、全国の学校へ楽しい政治の授業を届ける。高校生が知事の相談役になり政策提言する#高校生リバースメンターの企画運営。

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自民党ができなかった「年収の壁」に期待すること

年収の壁についてですが、このままでは時代錯誤になると思うので、私の意見をまとめます。 年収の壁にはいくつか種類があります。中でも、私が問題だと思うのは、今話題の103万円の税の壁よりも、手取りが大きく減る社会保険料の壁の106万円と130万円の方が影響が大きいと考えます。 日経新聞のこのあたりの記事を読んでいただけるとわかると思います。 https://nikkei.com/article/DGXZQOCD311SQ0R31C24A0000000/ https://nik

    • 【2024年都知事選】候補者たちの姿から見えた希望と課題。民主主義の危機に私たちができること。

      2024年7月7日、東京都知事選挙の投開票が行われました。 結果は、現職の小池百合子氏の3選という、ある程度予想されたものではありましたが、今回の選挙戦は、これまでの都知事選とは異なる様相を呈しており、多くの課題や希望が浮かび上がるものとなりました。 私自身、投開票日の前日、7月6日に、小池氏、蓮舫氏、石丸氏、安野氏、田母神氏の5人の演説に実際に足を運び、それぞれの陣営の熱気や有権者の反応を肌で感じてきました。そして、その経験を通して、日本の政治、そして民主主義の未来について

      • 31歳になりました。社会問題解決型の市民メディアを頑張ります

        本日、31歳になりました。 皆様への感謝と、31歳の意気込みを綴りたいと思います。 10年前、2014年からYouTube「たかまつななチャンネル」を開始しました。現在、チャンネル登録者数は18万3千137人に達し、多くの方々に支えられてここまで来ました。 この度、YouTubeをリニューアルします。 名前は、「たかまつななのSocial Action!」。 「たかまつななのSocial Action!」は、あなたの悩み事に寄り添い、解決していくメディアです。いじめ、心

        • 5分で分かる都知事選の選び方

          【炎上覚悟で伝えます】 7月7日は都知事選挙です。 一人でも多くの方に選挙に行ってほしい。 でも、誰にいれたらいいか分からないから選挙に行かないなんてことがないように。簡潔にまとめました。5分ください。 1分で分かる候補者の選び方のシリーズは、若い方を中心に人気の一方で、「なぜ全候補者を紹介しないのか」「そんな単純化してよいのか」と炎上することもあります。 普段「選挙に行こう!」「政治に関心をもとう」と学校現場では中立的に扱っているだけに、伝え方に悩んだのですが、伝え

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        • 政治家に突撃!
          2本
        • #元いじめられっ子から今いじめられている君へ
          8本
        • たかまつななのガチ対談
          15本
        • 心が動かされた作品
          1本

        記事

          会社創業、8年目の挑戦。出張授業を無料で届ける寄付講座を始めます。

          「申し訳ございません。予算がなくて出張に行けません」 これまで、電話で何度そういって断ってきただろうか。 私たち、株式会社 笑下村塾は、全国の学校に出張授業を届けている。 こどもたちに社会は変えられるという主権者教育の授業を実施している。 お笑い芸人が先生となり、社会問題を身近に伝えている。 主権者教育の専門家として、これまでNHKスペシャルや、TBSの報道特集、最近ではこどもの意見表明の教育現場での事例として日本テレビのnews 0などで取り上げてもらっている。 若者

          会社創業、8年目の挑戦。出張授業を無料で届ける寄付講座を始めます。

          【被災地の声】能登半島地震、復興の住民対話の現場に、参加しました。

          【能登半島地震、復興の住民対話の現場】 「県庁で被災地の現場を見ないで、議論して意味があるのか?」 石川県庁では復興計画を作るために委員が集まり議論していますが、「住民の声を聞くべきではないか」との声が出てきました。 住民の人たちが考え対話する場が、石川県が主催となり石川県内さまざまな場所で行なっています。(NPO法人カタリバが運営事務局)。 「のと未来トーク」が石川県立能登高等学校で開催され、私はボランティアとして、ファシリテーターを務めてきました。 【被災の思いの

          【被災地の声】能登半島地震、復興の住民対話の現場に、参加しました。

          高校生の時に性被害にあいました。だから古い体質の芸能界を変えたいです。

          高校生の頃、お笑い芸人になった私は、芸能界にある性加害に驚きました。 ㅤㅤ 楽屋や打ち上げで女性の先輩が胸を揉まれている光景を何度も見ました。私自身、性被害にあったこともあります。 ㅤㅤ ですが、私自身は、「言ったら面倒なやつだと思われる」と思い、自分の夢を人質にされ、そのような被害に対して声をあげることができず、他の人の被害にも見てみぬふりをしてしまいました。このような遅れた芸能界を変えられなかったこと、声をあげなかったことを後悔し、これからの芸能界を目指す子どもたちのため

          高校生の時に性被害にあいました。だから古い体質の芸能界を変えたいです。

          【台湾取材】 投票率7割を超えるのはなぜ?

          台湾の選挙を取材しにきました。台湾の投票率は7割を超えます。台湾の選挙は、期日前投票や不在者投票がないんです。「ヨーロッパに留学中だけど帰国しました」という若者とも出会いました。選挙期間中、戸籍のある地元に帰ってくる人がたくさんいる。 今回の取材は主に、若者の声を中心に聞き、若者団体を束ねている連盟や、気候変動活動、LGBTの活動、若者の政治参加を促す活動、生理の貧困に取り組む団体などを取材しました。若者の政治参加が盛んな背景には何があるのかを探りたいと考えきました。 ま

          【台湾取材】 投票率7割を超えるのはなぜ?

          【2023年振り返り】 社会起業家としての挑戦。こどもたちが「社会を変える場」を作る。

          12/31の深夜、朝まで生テレビに出演します。なので、まだまだ仕事を納められません…。年越しはテレビ朝日で迎えます。 皆様に感謝の気持ちをお伝えしたいとおもい、今年1年の活動を振り返ります。1年間、応援してくださり、ありがとうございました。 今年は、群馬県で高校生リバースメンタープロジェクトが始動したり、国内最大級のソーシャルビジネスコンテスト「みんなの夢アワード」で優勝したり、共同通信で主権者教育の連載がスタートしたり、厚労省の年金部会の委員を務めたり、YouTubeた

          【2023年振り返り】 社会起業家としての挑戦。こどもたちが「社会を変える場」を作る。

          家族の反対との向き合い方

          おばあちゃんが書いた地元横浜の絵。これを棺の中に入れました。今日は、おばあちゃんのお葬式でした。 小さい頃に大阪から横浜に引っ越してから10年以上一緒に住んでいました。引っ越したばかりで、いじめられていた時に、よく1階に住むおじいちゃんと一緒に、ひょうたんを作ったり、版画をしたり、ものづくりをして遊んでいました。 「友達」のことにも触れず、そこにニコニコしながら、お菓子をいつも運んでくれた優しいおばあちゃん。あの時、心地よい居場所を作ってくれたことに感謝しています。 そ

          家族の反対との向き合い方

          権力の監視だけではなく、政治家と信頼関係を作るべきではないか。【新番組の挑戦】

          政治家との距離を縮める冠番組が始まります! 民主主義は信頼によって成り立っています。日本では嫌われがちな政治家に対する信頼を作り、政治を身近に伝え、新たな政治コミュニケーションを作りたい。そのために新たな挑戦、番組が始まります!! 大学生の時にオールナイトニッポン0のレギュラーを始めて以来、この度、初の単独・冠ラジオ番組が始まります! ジャパンエフエムネットワークが制作する、JFN系列全国29局で放送中の早朝の人気プログラム「PEOPLE」(毎週日曜 5:00~6:00

          権力の監視だけではなく、政治家と信頼関係を作るべきではないか。【新番組の挑戦】

          少子化対策のために何が必要だと思いますか?

          朝まで生テレビで、少子化について激論します。 私は今30歳。子どもがほしくて、結婚したくて、婚活を頑張っています。 そんな当事者だから、政府の異次元の少子化対策に疑問を感じます。 全然異次元じゃないって、それだけだと子どもを安心してうめないよと思います。 少子化対策のためには、婚活や子育てをする時間を大人が持てるように働き方改革をすること、教育にお金がかかりすぎ、こどもたちに受験戦争など過度なプレッシャーがかかる社会を見直すため教育改革をすること、所得が低くて結婚に踏

          少子化対策のために何が必要だと思いますか?

          こどもの声が聞かれない日本。全国初となる知事の相談役【高校生リバースメンター】を立ち上げます。

          こどもの声が聞かれない日本  日本の若者の26%しか「自分の力で社会を変えられる」と思っておらず、これは先進国でも低い数字です。若者は、社会を変えられると思えず、若者の声が政治の場にも届きにくい現状があります。私のもとには、「生徒会は先生の意向を忖度する子がなるんだ」「ブラック校則を変えられないんです」という相談が日々子どもたちから寄せられます。自分たちの意見を聞いてもらえず、社会に対して無気力感を持っている子が多いと思います。でも、本当は、子どもたちに変えたいことはたくさ

          こどもの声が聞かれない日本。全国初となる知事の相談役【高校生リバースメンター】を立ち上げます。

          【30歳になりました】若者の代表を辞任します

          本日、30歳になりました。 若者の代表として出ることが多いですが、 これからは、子どもたちのサポーターとしてより力を入れていきます。 私自身、学生の時に、学費が払えなくって、家賃も厳しくなって会社の事務所に寝泊まりしていたドン底の時期がありました。何もない状況から、クラウドファンディングで寄付していただいたり、たくさんの方が手を差し伸べてくれました。今度は自分が次世代のためにできることを頑張ります。 私には夢があります。 それは、「社会問題を自分ごと化し、行動する人を増

          【30歳になりました】若者の代表を辞任します

          低投票率を解決するために、やるべきこと 【投票率8割を超えるスウェーデンで見たもの】

          私は、若者と政治参加を専門に、全国7万人以上の子どもたちに主権者教育を実施してきました。昨年、群馬県と一緒に、主権者教育を県内の高校を対象に行い、18歳の投票率が8%ほどあがりました。そんな中で私が感じる低投票率の解決策について書きたいと思います。 昨日は、TBSの報道特集で、笑下村塾の群馬の主権者教育を取り上げていただき、私もスウェーデンなどの取材動画などを提供し、他国の若者の政治参加についてお話してきました。 これまで選挙前の取材=投票率向上が多かったのですが、北欧の

          低投票率を解決するために、やるべきこと 【投票率8割を超えるスウェーデンで見たもの】

          政治的暴力事件を防ぐために、私たちは今何をすべきか。

          このままでは、政治的暴力事件が繰り返されてしまう。そのためには、学校内の教育を変えるしかないと私は考えています。 本日、岸田文雄総理が駆けつけた応援演説の会場で爆発物が投げ込まれました。安倍元首相銃撃事件に続き、選挙中の暴力事件が繰り返されてしまいました。 暴力以外で社会は変えられる「暴力で社会を変えるしかない。」その考えは間違っています。私たちは、署名、デモ、選挙、メディアへの投書、政治家への陳情、政治家になることなど様々な方法で社会を変えることができます。だからこそ、

          政治的暴力事件を防ぐために、私たちは今何をすべきか。