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精神的習熟能力

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この図は、数年前に人事考課をを考えたときにWebのどこかで拾ったもの。あまりにも適切なのでエバノートで保存していた。仕事人のパフォーマンスを表す要素が余すことなく入っている。

僕がこの図が一番秀逸だと思っているところは、「精神的習熟能力」の項目だ。

「理解力」がつけば「判断力」がつき、「決断力」に至る。
「工夫」できれば「企画」ができ、「開発」に至る。
「表現力」がつけば「折衝力」がつき、「交渉力」に至る。
「指導監督」ができて「管理統率」ができる。

この項目にはすっ飛ばしがない。理解できてないヤツの決断はデタラメ。工夫しないのに開発できるはずがない。表現できないヤツが交渉はできない。

この「精神的習熟能力」をしっかり定義した人事評価システムにお目にかかったことがない。それはこれらが「数値化」、「項目化」しにくいからだ。

でも、シビアな業務を共に戦っている上役であれば、自分の部下のコレが出来てるか出来てないかは分かるんじゃないか、と。あとその上司の「精神的習熟能力」が低いとダメだろうしねぇ(意外にそういうオチが多そう)。

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