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本当の仕事

『本当の仕事』という本を読んだ。

コーチングをアメリカから日本に普及をさせた榎本英剛さんの本だ。
下記にあてはまる人が対象として書かれている。

仕事とは「生計を立てるための手段」と考えている
仕事とは「やりたくないことをやること」と考えている
仕事とは「既存の職業に自分を合わせること」と考えている
仕事とは「同時に1つしかもてない」ものと考えている

これ、多くの人がどれかは大体当てはまるのじゃないか?と思った。

そして冒頭にはドキッとする言葉を投げかける。
「自分の内側に働きかけていなければ、あなたは働いていることにならない」

自分の内側に働きかけるってどういうこと・・?

それに対して「純粋意欲」と「存在意義」という重要な2つのキーワードで話が進められていく。

仕事とは存在意義を探求して表現すること

これが榎本さんの結論。つまり「内側に働きかけている」働き方。ただ、存在意義と言われてもとても難しい。

そこへの入り口として純粋意欲を入り口に考えるとわかりやすい。純粋意欲とは下記のようなものとして示されている(抜粋)。

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ただただ、理由なくやってしまうものや、目的なくとも夢中になってしまう。そういうことは誰にでもある。

純粋意欲を洗い出してみる

さまざまな純粋意欲を洗い出すワークが含まれているが、洗い出すものは動詞でも名詞でも言葉でもなんでも良い。

私の場合であればこういうワードたちが出てきた。

図1

これらのワードを「星」としたときに「星座」にあたるものが存在意義なのだそうだ。

なのでまずは自分の「星」をたくさん洗い出して、それをながめてみたときに「星座」がどのように見えるかを試してみる。

読んでいると自分の仕事と生き方についてとてもストレートに問いかけ、考えさせてくれる本だった。

純粋意欲の洗い出し方もいくつも載っているので、「仕事」「働き方」「やりたいこと」あたりのワードにピンとくる方にはとても刺激があると思うのでぜひ読んでみてほしい。


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