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【基本は方法+具体例】 感想: 『プロ講師になる方法』 安宅仁, 石田一廣

まとめ

私にとって、この本での重要な部分を簡単にまとめると
話す内容の基本構造は方法+具体例
配布用資料を準備しておこう
ということです。

本を読んだ動機

 少しずつですが、講演の依頼をいただくようになったので、講師のやり方の勉強中です。私はプロの医者なので、プロの講師になる必要性はありません。ですが、プロの講師の方法論を少しでも流用できれば、多少なりとも話すのがうまくなるはずです。

感想

 話す内容の基本構造は、「ノウハウ」+「具体例」だと本書で説明されていました。この構造は講演だけではなく、文章や本を書くときにも利用できそうです。
 たぶん、講演で言いたいことは大きくひとつ、その言いたいことを説明するために複数の話題の塊があるのだと思いました。ひとつひとつの話題の塊の中で、まずは結論や言いたいこと、次にノウハウ、最後にそれを裏付ける具体例、とストーリーを組み立てていけば、わかりやすい話ができるんじゃないでしょうか。

 これまで、私は配布資料の準備をほとんどしてきませんでした。ですが、重要な部分だけをまとめた配布資料があれば、よりメッセージは明確になりそうです。メモ用紙としても使えますしね。この本で勧められていたとおり、配布資料もあわせて準備してみようと思います。
 最終的には、講演で使ったスライドをPDFにして、QRコードを介してダウンロードできるようにするのもアリかなと思いました。思ったそばから、それはいいね!親切!って自分で思ったので、次回の講演では取り入れてみます。

おわりに

 プロフィールのヒントは「〇〇なのに△△」なんですって。私の読書メモに「論文を書いてるのにお金の話」って書いてありました。ここは私のちょっとした強みかもって思っています。
 ちなみに、このとき「資産形成の論文を書こう!」と思いついたようです。本を読んだときに、予期もしないような行動につながるのは面白いなと思います。


基本情報

リンク:プロ講師になる方法
入手場所:Kindle Unlimited
読み始めた日:2024年11月19日
備考:読書ノート14冊目


読んで頂き誠にありがとうございました。

髙草木

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