【とにかく書き続けよう】 感想: 『Kindle出版の時給』 浅見 陽輔
まとめ
私にとって、この本での重要な部分を簡単にまとめると
とにかく本を書き続けよう。
文章もうまくなるし、収益にもつながる。
ということです。
本を読んだ動機
前回読んだ『コスパの経済学』がおもしろかったので、同じ著者が書いている本を探してみました。一応私もKindle作家の末席を汚す者として、読んでおいたほうがよさそうです。
しかし、時給ですね、計算すると恐ろしく安いんでしょうね笑
感想
著者の戦略のうち、私が気になったのはペーパーバック版の価格設定の話です。ペーパーバック版は印刷代が高いので、価格設定が難しいんですよね。設定されている印税の割合も電子版に比べて低いのです。電子版では印税は70%ですが、紙版は60%です。
かつて私が投稿した記事でも、紙版の価格設定について書いています。
電子版と同じくらいの収益をあげようとすると、紙版の価格は倍以上になります。私はそれは避けたいので、印刷代+αくらいに抑えています。
ただ、著者の狙いは、読み放題でたくさん読まれるために、あえてペーパーバックも高い値段に設定するのだそうです。それによって、電子版は安く見えます。Kindle Unlimitedに加入しているなら、見かけ上のお得感はさらに強いですよね。
おそらく、広く一般向けに読まれることを目的にするならば、この戦略がよいのでしょう。ただ、私の場合はニッチです。そして紙版を作っておくと、案外売れる。印税が少ないのは悩ましいところですが、あまり高くしすぎるのは私には合わないかなーと考えました。
あとは戦略として、数を出すこと、ある程度テーマに一貫性を持たせるとブランドになることを挙げていました。まさに今私が取り組んでいることですね!
おわりに
実名でKindle出版をやっている医者って意外と少ないかも。
これが私の進む道かなーなどと思いました。
読んで頂き誠にありがとうございました。
髙草木
基本情報
リンク:Kindle出版の時給
入手場所:Kindle Unlimited
読み始めた日:2024年10月15日
備考:読書ノート13冊目