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【本を書く理由は課題解決と自分の成長】 感想: 『本を出したい』 佐藤友美
まとめ
私にとって、この本での重要な部分を簡単にまとめると
本は読者の課題を解決するものであること。
でも実は本作りの過程で得られる成長が嬉しい。
ということです。
本を読んだ動機
以前紹介した『書く仕事がしたい』の著者が書いた本です。
すでに私はKindleで本を出しています。なぜ私は本を出したくなったのでしょうか。経験?実績?お金?たぶん全部動機になっていそうです。
いや、そもそもKindle本は「本」なのでしょうか…
感想
とりあえず、本書ではKindle本は「本」に含まれているようです。よかった。ですが、基本的にはこの本で指す「本」は著者がいて、編集者がいて、校正者がいて、装丁者もいて、というキチンとした商業本です。
著者は、本を書くことは
自分がどのように生き、どのように役になってきたかを深く見つめ直す作業
だとしています。だからこそ、大変だけどやりがいがある。そしてそれが他の人に役に立ったなんて言われたら嬉しすぎる。こうした幸せな経験がしたいから、そして、自らの学びになりまくるので、私は本を書いているのかなーと思いました。
そしてその経験は自らの成長につながります。ある本で『本を書くことを通して、一番知識を得たのは自分だとも思ったのです』と書かれていましたが、まさにその通り。本をいくら深く読み込んだとしても、本を書く過程で著者が得た知識には絶対かなわないだろうなと、本を書いてみて思いました。生意気ですね笑
でも頑張って書いたとしても
本を出しても売れたり話題になったりしなければ、驚くほどの無風状態で、人生はぴくりとも動きません。
ってさ。Kindleで本を出してみると意味がよくわかります笑。いや、でもわずかな動きは感じているのかも。お金の面では寂しいものですが、講演の依頼があったりするのは、大きな一歩ですよね!
幸運にも講演の依頼を頂けたのは、もしかしたら本書で著者が指摘している本の定義に合っているからかもしれません。
私がこれまでに出した本は、誰かの課題を解決できているのでしょうか。そうだったら嬉しいなと思います。
おわりに
私は本を書く、ということを軽く考えすぎているような気もします。大した情熱もないのに、書き続ける理由は何でしょうか。スキマ時間に本を書いているだけで、人生を賭してってものでは全くありません。
でも実は、情熱がないわけでもないのかも。アツい情熱ではなくて、静かな情熱、的な??でも、まぁいいか。私の本が誰かの役に立ったら面白い経験だなと思っています。
基本情報
リンク:本を出したい
入手場所:図書館
読み始めた日:2024年11月15日
備考:読書ノート14冊目
読んで頂き誠にありがとうございました。
髙草木