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12/15(日)開催の第3回イノアク「AWARD」ファイナリストをご紹介します!参加・見学申し込みはお早めに

2024年12月14日(土)~15日(日)に、東京(飯田橋)で開催される「第3回 INNOVATE AQUARIUM FESTIVAL(通称:イノアク)」。

今回は、そのうち2日目の12/15(日)に実施されるプログラム「AWARD」で発表を行う6組のファイナリストをご紹介します!ぜひ最後までご覧ください。


「AWARD」とは?

「AWARD」とは、イノアクの中でもアクアリストの知見や革新的な取り組みに焦点を当てたユニークなプログラムです。

たくさんの応募の中から選ばれた6組の”ファイナリスト”たちが生き物の魅力、飼育を通じて培った独自の知見や、生き物の力を活用して社会や企業の課題を解決するようなアイデアについてプレゼンテーションを行います。

選ばれた6組のファイナリストをご紹介

数多の応募の中から選ばれた6組のファイナリストを紹介します。今年もまさに生き物飼育の”猛者”とも言える方々が勢ぞろい。
日本の水草や魚類、ウニ、カメレオンなどの水生生物に限らず、素晴らしいアクアリストたちが選ばれました。

虫歯天使様 1トン閉鎖水槽

「1トン水槽を用いたミニ地球プロジェクト」

(左)虫歯天使様の1トン水槽部屋兼実験室 (右)水槽内で世代交代するグッピー

自宅に1トンもの閉鎖系水槽を設置し、その中に生態系を構築する「クソデカミニ地球プロジェクト」を行うアクアリストです。
無給餌&無換水でこの「ミニ地球」を400日以上維持し、目標の一つであったグッピーの世代交代の観察に成功し、現在は観察を続けながら論文を執筆する準備を進めています。
写真のご自宅(!)...実はこのプロジェクトを実行するため、35年ローンを組んで自宅兼実験室として購入するほどの情熱をお持ちの方です!

虫歯天使様についてもっと知りたい方はぜひブログをご覧ください。

虫歯天使様のXアカウント:https://twitter.com/bcry3_yk?s=21

きらら舎 さとうかよこ様 ウニ

「子どもから大人まで、皆の好奇心の扉を開くドアガール」

(左)さとうかよこ様が発生させたコシダカウニのプルテウス幼生と(右)十六細胞期

水槽内で放精放卵を起こし受精させるところからウニを育てるアクアリスト!自信が経営するカフェ(きらら舎)でウニの受精発生実験などのワークショップを開催し、「子どもから大人まで、皆の好奇心の扉を開くドアガール」としてウニの魅力を人々に伝えています。ウニを飼育する魅力やその方法を人々に広め、「磯焼け」課題や、ウニの生態的特性を活用したアイデアを提案します。

きらら舎のXアカウント:https://twitter.com/cafesaya?s=21

さとうかよこ様のInstagramアカウント:https://www.instagram.com/cafesaya?igsh=ejdjZHBrZ2o4eGU5


かれっくす様 水草

「水草を通じた環境保全とアクアリウムの橋渡し」

(左)愛知・岐阜・三重の水草約100種を栽培するかれっくす様の自宅の庭と
(右)日本固有種であるコウホネ

幼少期より水草に魅了され、水草が扱えるという理由からペットショップで働くアクアリスト!
”ハスの葉スライム”やハスの影の動画をご存じの方も多いはず。

自身が生まれ育った名古屋という土地に近い愛知・岐阜・三重の3県の水草しか育てないという縛りのもと、アクアリウムの技術とフィールドの知見をあわせて域外保全に取り組んでいます。現在はペットショップと保全団体の両方に所属し、両者の考えに共感し、その橋渡しをしながら20年間水草を楽しんでいらっしゃいます。

かれっくす様のXアカウント:https://twitter.com/carex_minima?s=21
Instagramアカウント:https://www.instagram.com/carex_minima?igsh=cG5ndXE3d3drdjA3

じぇーてぃー様 淡水ヨウジウオ

「ブリーディングを通じたマイナー種保全」

じぇーてぃー様の飼育する淡水ヨウジウオ
(左)Microphis deocata (右)Ichthyocampus carce

淡水ヨウジウオ(*1)の繁殖に注力しているアクアリスト!
タツノオトシゴと共にヨウジウオ科を構成するヨウジウオは、体が骨板で覆われた特徴的な形態と、オスが受精卵を保育する一風変わった生態を持っています。大部分のヨウジウオは繁殖方法が確立されておらず(*2)、野生採集個体の消費に偏る現状に対して、「目立たない生物を保護する重要性についても会場の人たちと考えていきたい」とイノアクに参加してくださいました。

(*1)ヨウジウオ科は約300種が知られ、大部分が海産だが、一部淡水〜汽水に適応した種が存在。
(*2)陸封型、両側回遊型など、生活環も多様。海水種ではオイランヨウジ(鴨川シーワールド)、純淡水種ではEnneacampus ansorgii、Microphis deocataの人工繁殖事例が知られている。

じぇーてぃー様のInstagramアカウント:https://www.instagram.com/aqualist_j?igsh=eGUxc2h3cjNnaTBw

原田 学様 グッピー

「理詰めでブリーディングセオリーを覆す!」

(左)原田様が作出したジャパンブルーコブラアイボリーモザイクセピア
(右)アルビノジャパンブルーコブラアイボリーモザイクセピア

グッピー飼育を通じた国内外の人々との交流、遺伝子の研究の面白さに魅せられ、月刊アクアライフ誌上や国内のコンテストでも入賞した実績を持つアクアリスト!綺麗でハイクオリティなグッピーをつくるには”数”が必要と言われていますが、遺伝子への知識や日々の飼育を通じた探求により「理詰めでそのセオリーを覆す」ことに並々ならぬこだわりを持っています。

原田 学様のXアカウント:https://x.com/madoh_g_labo?s=21
Instagramアカウント:https://www.instagram.com/madoh.h?igsh=dXQwdTY5NW9nOHhy

ふじぴこ様・カメレオン会様・Crazy Geno様 カメレオン

「252名の愛好家たちを代表し、カメレオンの魅力を世界に広める」

(左)ふじぴこ様が飼育するエボシカメレオン (右)パンサーカメレオン

カメレオンの魅力に取りつかれた全国252名のコミュニティ”カメレオン会”を代表して参加!
プレゼンテーションを行うふじぴこ様は「カメレオンYouTuber」として、飼育の動画やそれにまつわる情報を発信しています。カメレオンが持つ有名な特性である体色変化をはじめとするカメレオンの魅力や種の保存の為の繁殖、カメレオンが持つ癒しの効果をテーマにした飼育やその可能性について語ります。画像提供は店主自らマダガスカルでカメレオンを採集するショップ、CrazyGeno様が協力。

ふじぴこ様のXアカウント:https://x.com/fuji_piko1215?s=21
カメレオン会様のXアカウント:https://x.com/atelierlino?s=21
Crazy Geno様のXアカウント:https://x.com/crazygeno7?s=21

第3回イノアクのタイムテーブル 


今年のイノアクは、大きく3種類のプログラムで構成されており、生き物好きなご家族やご友人ともご参加いただけます。
途中参加やオンライン視聴も可能ですので、気になったプログラムをぜひ見に来てください!

参加費は無料です。事前申し込み完了メールが入場証となりますので、参加・見学・オンライン視聴をご希望の方は、お早めに事前申し込みを!

イベント名:INNOVATE AQUARIUM FESTIVAL
日時:2024年12月14日(土) 10:00~ 開始(9:40開場)
                10:40~ 「MEETING①」
              13:30~ 「EGG」発表会
                15:30~ 「MEETING②」
                17:30~ 交流会
   2024年12月15日(日) 10:00~ 開始(9:40開場)
                10:40~ 「MEETING①」
                13:30~ 「AWARD」発表会
                15:30~ 「MEETING②」
                17:30~ 交流会 

会場:株式会社イノカ 東京都文京区後楽2丁目3-21 住友不動産飯田橋ビル1F
参加費:無料
イベントHP:https://fes.innoqua.jp/

両日の最後に行われる交流会は、会場にいる全員で自由に交流し、新しい出会いや発見にあふれる場です。
昨年参加者から「すごく勉強になったし楽しい。もっと時間が欲しい!」とお声をいただくほどの盛り上がりをみせました。

・ファイナリスト達の話を直接聞きたい
・アクアリウム仲間が欲しい!
・特別ゲストに会いたい

という方はぜひ最後までご参加ください。生き物、環境、飼育についてぜひ思う存分語り合いましょう!

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