【映画エッセイ】「SANSHIN~三線~」
こちらもブラジル×沖縄つながり。
前々から映画タイトルは聞いていたけれども「関係者向けの自主上映」だった気が。「劇場公開したら見に行けるのになぁ〜🎵と」密かに楽しみにしていた。
そして、桜坂劇場ファンクラブを読んだら・・・なんと!10月5日に、公開が決まっているではないですか!ということで(いろいろ略)拝見することができました。
そして・・・。
この映画は・・・。
もう極端な話・・・!!!
県民のみなさ〜〜〜〜ん!!
「ぐそーいくときのテストに出ますよ〜〜!」
っていうぐらい、よかったです。
とくに県民ひとりのこらず全員がみるべき5本指にはいる映画でした。
とくに、(私もそうなのですが)三線が身近にありすぎて、ほぼ知ろうともしていなかった、このウフソーター(大ボケ者たち)にいいたい。
一点、正直にいうと、予告編のなかのブラジルからのやってきた女性の三線職人見習いのストーリーは、あくまで導入程度であり、むしろこの映画の主人公は、三線を作る名匠たちだった。その哲学、仕事に対する創意工夫、三線に対する心の入れ方、「ちゅらかーぎーにつくるさ〜」という言葉のセクシーさ(?!)ったらない。
映画は、「三線」を通じてさまざまな広がりをみせる。「三線と平和」「祖父と孫の三線を通じた心のつながり」「嫁入り道具としての三線(!)」
おじいちゃんからの歌をつくりなさい、という宿題に、見事に応える孫娘。あったかい涙がたくさん流れました。
そして私は密かに心に決めた。
(ここに書いてる時点で、密かではないが)
50歳になるまでに三線を弾けるようになって
3曲は歌えるようになること。去年ギターに手を出して1ヶ月で「きらきら星」しかできなくて凹んだことはこの際内緒にしておこう
「ジョートーなウチナーの大人」って、三線の音色で人々を楽しませたり、自ら立ち上がってカチャーシーを披露できて、初めて一人前というのではないか、と思ったからだ。