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わたしの残したいもの

ずっとずっと昔、昭和の時代、
小学生だった頃、
学校の帰り道、
友だちと別れてひとりになると
していたことがありました。

毎日していたわけではないのですが、
時折していたのです。


次の電信柱まで行ったら、生まれ変わろう!


次の電信柱まで行ったら、いいこになろう!


いいこになろう

いいこになろう

いいこになろう



そう頭の中で、こころの中でつぶやきながら
歩くのです。


いいこってどんなことを目指していたのかと
思い返しますと


いつもにこにこしていること


だったと思います。


そのことをにじさんの記事で思いだしました。


にじさん、勝手に引用させてもらいました。
ご迷惑でしたら、ご連絡くださいね。


   

同い年のいとこがいました。
ときどき遊びに来るそのいとこは
笑うと目が三日月になって、
いえ、いつもにこっとした顔をしていました。


勉強もよくできて、足も速くて、
水泳帽の周りが赤い線でぐるぐるになるほど
たくさん泳げて、


(昔むかしその昔、検定を受けて泳げた長さだけ
白い水泳帽に赤い線を縫うという小学校の
決まり?!があったのですよ。
うちの地方だけかしら・・・)


勉強や運動神経はちょっと追いつけそうに
なかったけれど、にこっとした顔には追い
つこう、と思ったのかな、


にこっとしたいとこをみんなが褒めるのが
羨ましかったのかな、


いえ、にこっとしていることはすてきなことだと
感じていたのでしょう。




ずっとずっと大人になって、
笑うとなくなる三日月おめ目と言われます。



子育て支援の広場でお仕事しています。

ある日、職場に電話がかかってきました。

まだ異動したばかりの頃でした。

「あの~、お名前がわからなくて・・・
   
 にこにこのせんせいとお話ししたいんですけど・・・」


電話を受けた職員はすぐにピッピッときた
そうです。


「あっ!今、かわりますね」



「たかこそうそう~~、電話です!」



こんなに嬉しいことはありません。



小学生の頃の目標に近づいているかな、



これはわたしがマタニティママだったときに
読んだ雑誌の投稿にあったことばで、わたしの
目標にしていることなのですが、


わたしは自分の子どもたちに微笑みを残したい


他に何も残せなくても微笑みを残したい


と思っています。



以前、主人に話しましたら、


「大笑いの顔が残るかもね!」



微笑み、通り超しちゃったなあ・・・(-_-メ)



それも幸せですね(*^-^*)








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