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こいコイ来い鯉恋のはなし

ゴールデンウイークにこの記事を書きました。


子供の頃のおじいちゃんとの思い出を文章に
残そう、それだけの気持ちで書きました。


ところがです。


コメントをくださったみなさまの
体験談など読ませていただくうちいつしか
その感覚、感触を味わいたい!
と切望、熱望する気持ちがメラメラと
湧き上がってきたのです。


いったい何をそんなに熱望しはじめたかと
いいますと・・・


鯉に指を食べさせたい!!


鯉に指をスポンと食べてもらいたい!

子どもの頃、おじいちゃんが池の鯉に食べさせて
いたように!


あの音をあのスッポンをもう一度聞いてみたい!


自分の指で!!


雲子さん曰く、病みつきになる感触
おお~~!!
みさぽんさん曰く、なんともいえない感触
ほほ~~!!


味わったことのある方々からのコメントが頭から
離れず、冗談抜きでまったくもってまじめな気持ちで、今年の目標になってしまいました。



わたしの暮らす場所で一番その機会をねらえそうな場所を考えますと、お花のきれいなあの公園でしょう。


あそこには大きな池があって錦鯉が悠々と泳いでいます。


ぎりぎり側まで行って指を入れることができます。



早速、チャレンジに行きました。


思いたったが吉日です。


周りの様子をチェックします。


だって、子どもたちには見せられない光景でしょう。。


ちいさな子が真似をしてお池にはまっちゃいけませんからね、


しかもわたしは子育て支援の広場でお仕事している大人ですもの、


お手本でなくてはなりませぬ



子どもの姿なし!


おっけー👌


ほんとにだいじょうぶなんだよね、、


痛くないよね、、、


どっきんどっきんしながらいざ!


人差し指を


ぽちゃん



不敵な目をした鯉が近づいてきます。


プイッと顔をそむけます。


おまえのゆびなんかに騙されないよ・・・


あざわらっているかのようです。


ちょちょいと指を動かします。


側にはくるもののまたもやプイッ


ここの鯉はひとの指になれていないのか・・・??



この公園にはガチャのカプセルに鯉のえさがはいって100円で売っています。鯉のエサやりは大人気のようで売り切れです。



あ~、いつでも満腹なのか・・・!?



こそこそした挑戦を春から繰り返し、諦めかけていた10月のある日、



友人を誘い、ハロウィンの装飾に彩られた公園にいざ出陣!



壮大な計画を友に打ち明け、きょろきょろ周りを見渡します。



「たかこそうそう、今だよ!」



ぽちゃん



プイ!  ぷい!  プイ!!



今日も鯉に振られまくりか・・・


そう思われたとき、白い鯉が近づいてきました。


「食べてあげて!!」


優しい友がささやきます。


はむっ



ああ~~、はむっとされました、、



すっぽん!じゃなくて、はむっ でした!



よしっ!もう一度!!


ぽちゃん


また別の白い鯉が側にきます。


「こ~い こいこいこい」


ぽっ ぽっ ぽっ



また新たな感触です!
3回も連続ぽっぽです!


やさし~
やわらか~い
くすぐった〜い


やりました!!
今年の目標、クリアしました!!


痛くないことはわかったのですけれど、やっぱりこどものころの
恐怖におののいていた気持ちがどこかに残っているのでしょうか、


どきどきの体験でした。


すっぽん・・・する元気いっぱいの鯉じゃなくて良かった、


はむはむする優しい鯉で良かった、


白い鯉たちはちょっとスマートだったのにで餌食べ競争に負けている子なのかも知れません。
だから、力強さがなかったのかな、
だから、ゆびにだまされちゃったのかな、


ちょっとメタボの錦鯉も悠々と泳いでいるのですよ、
その子は、プイッとするのですよ、


本物の餌を食べさせてあげたかったけれど、売り切れだったからなあ、
ご意見箱があったら、やせっぽっちの鯉がいます、って書こうかな、
かわいそうでもう指がいれられない~、



仕事から帰ったダーリンに目標を達成した喜びと鯉の悲しみを伝えました。

喜びについては、感触をきっちり伝えたかったのでわたしが鯉の役をして伝えました。自己練習をしてから伝えたので、とてもわかりやすかったと思います。


なんじゃそりゃ。。。

     


次の目標は、鯉のえさのガチャをすることです。


あれは、こどもたちが側にいるときは手を出すことができません。


楽しみを奪ってしまいますから。。


雨の日がねらい目かなあ・・・


鯉に恋した春から秋です。。。



ヘッダーの写真の白い鯉がわたしに目標を達成させてくれました。
ありがとねー!





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