サンタになれて楽しかったよ
わたしが小学生だったとき、
クリスマスの朝。
枕元にはサンタさんからプレゼントが
届いていました。
3年生くらいのときだったと思います。
枕元にサンタさんへ手紙を置いておきました。
サンタさん、うっかりしたみたいで、
手紙はそのまま置かれていました。
プレゼントは嬉しかったけれど、
ちょっと複雑・・・。
4年生くらいのときだったと思います。
見てしまいました。
そ~っと障子戸を開ける母の姿を。
やっぱり・・・
うすうす気づいていながらも、
ちょっと複雑・・・。
そのことは幼心にず~っと言えず、母に
打ち明けたのはママになり、自分がサンタに
なってからでした。
わたしがママになったとき、
ここは完璧に!
サンタさんへの手紙をいれるサンタブーツを
置くことを我が家のお約束としました。
クリスマスの飾りのあれこれと一緒に飾ります。
おもちゃやさんの広告が入り始めると
「お願いしたいもの見にいこう!」と
子どもたちとお店を巡ります。
サンタ任務の遂行のため、
あれこれ見て回る子どもたちの様子をチェック!
サンタさんに手紙を書いて、ブーツにいれたら、
もうサンタさんが準備を始めているからね、
お願いは変えられないよ・・・
これも我が家のお約束。
我が家の子どもたち、
普段はおもちゃを買うことがほとんどなかったの
ですね。
でも、サンタさんにお願いしたものは、どんな
ものでも願いが叶うことにしていました。
ひとつだけですけれどね。
瞳をキラッキラさせながら、あれこれ悩む姿を
見ることはほんと楽しかったです。
ママサンタになり、パパサンタとあれこれ
計画し、子どもたちに見つからないように
プレゼントを準備するワクワク。
クリスマスの朝、
「ママ~、パパ~!
サンタさんきたよ~~~!!!」
興奮して起きてくる
子どもたちのキラキラの表情。
サンタさんとして受け取ってきた手紙の束。
サンタさんになれたことは、
ママにしてもらって良かったなあ、
幸せだったなあ、
と思うことのトップ3にはいること
かも知れません。
息子 中学3年生 娘 小学6年生になるまで、
サンタさんへの手紙は続きました。
「えっ!?おにいちゃん、中学3年生まで!?」
この話はまたこんど。。。