大学院へ行く息子を養育しているシングルマザー

シングルマザーのみぃと申します

名前の通り、ひとり親で
ひとり息子がいます

シングルになった理由は自己紹介➀から
シングルの私については➁から
よかったらご覧ください

息子は3月で大学を卒業
4月から大学院への内定をもらっています

もともと「大学院に行きたい」
との目標があったわけでは無く　

ご縁や、タイミングのおかげで
大学院まで行く事になりました

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息子が中学生の頃は、勉強について行けず
下から数えた方が早い成績だった

中学3年生の初めに、受けた模試は
数学21点　国語15点　英語9点……
（100点満点）
高校に行くことが出来ない成績だった

学校の授業にも、ついて行けず…
担任の先生の勧めもあり
個別塾に1年間通う事にした
その時に思ったのは
せめて「高校は出てほしい」

その時、通った塾の先生との相性がよく
（年配でベテランの男性の先生）
勉強のコツや
勉強以外の事や、先生との雑談が
息子の「こころ」を動かし
それが、原動力になり
スイッチが入ったのだと思う

先生が
「模試の丸つけは帰ったらすぐにやる事」
と言えば
どんなにお腹空いてても、必ず守り
お昼ご飯を食べるのは、その後にしていた

先生が「新聞を読むように」と言えば
新聞を取って欲しいと言って読んだし
先生が「NHKの、この番組を見た方がいい」と言うと、毎週録画にして、毎回見ていた

息子は
先生の生き方や、人間性に惚れて
そんなカッコいい大人になりたいと
思ったのだろう

息子の良かったところは
➀言われた事を、素直に行った事
➁集中力があった事

そのタイミングで出逢っていなかったら
全く違う人生になっていたと思う

後日
大学入学が決まった時
「塾の先生のおかげで、大学に行くことが出来た」
と、2人で言っていた
頑張ったのはもちろん息子だけど
人とのご縁とタイミングで、ここまで来れた

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大学生となった、ある日
塾の先生に「お礼を言いに行こう」と
菓子折りを持って、息子と塾へ向かった

「先生びっくりするかもね」
「一番弟子だ。と可愛がってくれてたから、喜ぶよ！」
「頑張ったね！と褒めてくれるかもね！」
と車の中で盛り上がる

が

塾があった場所は
何も無かった

「え？」

ボーゼンと立ち尽くす2人

確かに、通っていた時から古い建物で
隙間風が気になっていたが

3年後には
老朽化の為解体され
建物も跡形もなくなっていた

先生どころか、建物も無いなんて…

息子と
「じゃあ…車で菓子折り食べようか」
と
お菓子を食べながら、帰路についた

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会うべきタイミングで
その人と会っていなければ
こうなっていない

塾の先生には、会えなかったけど
ずっと感謝している
いつかどこかで、お会い出来る日が…
来るかも……？

→人生はまだまだこれから