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築80年の長屋の雑貨屋さんで、お茶を嗜む

ある休日

カフェに行こうと歩いていると
ふと
雑貨屋さんがある事に気づいた

独特の空気感

築80年の長屋の
トンネルの先のお店

お店の前は
お香の香りがふんわり漂う

思い切って入ってみた


扉を開けると
北欧や東欧の雑貨屋さん

洗練された空間だった

生花も素敵と思ったら
店主さんが生けているそう

「モノを見つけ、人と出会う。」の通り
店主自ら現地で買い付けた北欧食器やバルト諸国、東欧、トルコの雑貨などを取り扱っているお店
元々新潟市の隣に位置する三条市で金属関係の会社で勤務されていた野島さんが退職を機に一念発起して始めたお店


店内を色々見せていただき
美術館のような
空間に癒されていると

2階のスペースに
可愛らしいオルゴールがあり
優しい音色と
かわいいうさぎに惹かれ
連れて帰る事にした

一階に降りると
「お茶をどうぞ」と
温かいお茶を淹れてくれた

暑い日でも
するりと飲める温度の
身体に染み込む煎茶



お茶を飲んだら「ホッと」心が緩んだ

こちらのお店では
冬はほうじ茶
春は野草茶
夏は煎茶
と季節に淹れるお茶を変えて
訪れた客に提供してくれる

スッキリと飲める煎茶をいただきながら

店主とお話をし
午後のひとときを過ごす

新潟に
こんなに素敵なお店があるのかと驚き
また行きたい。と思う

影すら美しい
灯台躑躅

お店を出て
一歩踏み出すと

途端に、大粒の雨が降って来た

ほんの一瞬で
土砂降り
スコールみたいな雨


長屋の途中の屋根がある空間で
雨をやり過ごしながら


いい時間を過ごした余韻に
じんわり浸る

雨のおかげで
夏の気温がすこし下がり
空気が綺麗になった
と感じながら


まだまだ知らない素敵なお店がある事を
嬉しく思う

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