エンゲージメントって何?
(ワーク・)エンゲージメントという言葉を耳にされたことはあるでしょうか?
マーケティングに携わっている方であれば「企業の商品やサービス、広告宣伝など、ブランドが顧客を引き付ける力」というイメージをもたれているかもしれません。(ワーク・)エンゲージメントは、マーケティングでいう企業(ブランド)と顧客との関係をイメージすると理解しやすいかもしれません。
ワーク・エンゲージメントとは、組織や仕事に対して自発的な貢献意欲を持ち、主体的に取り組めている状態を表します。
ワーク・エンゲージメントを高めるためには個人と組織との関係性が良好であることが前提となります。従業員側の意識だけを対象とする従業員満足度とは異なります。
企業で実施されるエンゲージメントサーベイ(調査)で、有名なものに「wevox」というものがあります。wevoxを提供している株式会社アトラエの説明動画が分かりやすいので、ご紹介しておきます(「エンゲージメントとは何か?」)。
動画内でも触れられていますが、注意しなければならないのは個人と組織は夫婦のようなもので、一方が他方のせいにすると問題が解決しないということです。トップダウンで行わなければならないこともありますし、一人ひとりが当事者意識をもってボトムアップで取り組まなければならないこともあります。いずれにしても、お互いを認め合い、win-winの関係を築けるようにしていくことが重要なのです。
私自身、人財開発担当として、このワーク・エンゲージメントをどのように高めていくかを考えていくというミッションもあります。職場環境や関係性の改善であったり、一人ひとりが「自発的」「主体的」に仕事に取り組み、組織に関わっていくための方法であったりと多様です。
組織心理学の学びがとても役に立っています。