朝に弱い
朝、起きてから家を出るまでの10分と夜、家に帰ってきてからの10分が、私にはどうしても同じだとは思えない。
私は朝起きるために目覚ましを5個以上は設定する。その日の調子にも関わるが、1つ目はほぼ記憶にない。2、3個目でなんとなく携帯を手にして、時間をぼんやり確認する。
3個目ぐらいで平日の学校がある日は意識的に起きる。5個目はその前に設定しているアラームとは少し時間を離している。要するにデッドラインだ。
今日は睡魔が理性に勝ってしまった。
雨だから、昨日スーパーボウルを見ながらお酒をたくさん飲んだから、家では中国の新年を祝うパーティがあり疲れたから。言い訳はいくらでも探せる。
面白いのが誰も聞いてなのに、自分で先述したようなことを自分に言い聞かせ再び眠りにつこうとするのだ。
9時授業開始、私はいつもより1時間遅い8時にベットを離れた。寝坊だ。
私はどんなにギリギリでも出来れば朝ごはんは欠かさず食べたい。
シリアルを急いで準備し、朝食を始める。しかし私の脳はまだ休止中だ。
急がなければならないのに、携帯でSNSをなんとなく眺めがらスプーンでゆっくり口に運んでいる。なんてマイペースで危機感のない人間なんだろう。
小雨の中、自転車と電車を駆使し学校に着いた。20分の遅刻、先生にも親にも申し訳ないという気持ちを抱きつつ、まあ休まなくて偉いな なんて甘えた賞賛を自分に与えている。
あと10分早く起きていれば、あそこでダラダラご飯を食べずに5分でも短縮できていたら、けどなぜかあと10分早く寝ていたら、夜10分時間をYOUTUBEで無駄にしなかったらなどとはあまり思ったりしない。
やっぱり睡眠や日付の変更によって、人の感覚や考え方は少しリセットされるのだろうか。
朝型の人や、朝に強い人はどのように朝の10分間と夜の10分間を感じているのだろう
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