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レノファ山口内定の橋本健人が早慶戦で掴んだ未来への光。苦しんだトンネルの中で魅せたあまりにも美しい一筋の弾道と流した涙。

慶應義塾大ソッカー部で唯一のJリーグ内定選手であるMF橋本健人。

来季、レノファ山口入りが決まっているが、大学3年生だった昨年はレノファでリーグ10試合(うちスタメン9試合)に出場し、今季も4試合(うちスタメン1試合)に出場をしている。

持ち前の縦への鋭い突破と高いアップダウン能力、高性能な左足を持ち、状況を察知して素早くポジショニングを取るインテリジェンスを兼ね揃えた橋本は、慶應大では左ウィングバック、レノファでは左サイドバックでその才を発揮している。

一昨年は関東大学2部リーグでアシスト王に輝き、1部昇格の立役者となると、昨年は1部リーグで7ゴール7アシストと1部残留に貢献。「本当に充実していた」と、彼のサッカー人生は躍動に満ちていた。

だが、今年は一転して苦しいシーズンとなっている。

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