梅崎司がルヴァンカップ決勝に抱く『3つの想い』。ベルマーレ、埼玉スタジアム、そしてレッズサポーター。
埼玉スタジアム2002―。
湘南ベルマーレの梅崎司のサッカー人生において、このスタジアムはあまりにも特別な意味を持つ。
「ルヴァンカップの決勝は埼スタ。大会前から漠然と『こうなるといいな』とは思ってはいたけど…。それを叶えることが出来て…。本当にね、もう運命を感じる」。
ルヴァンカップにおいて、ベルマーレは破竹の快進撃を展開し、ついにクラブ史上初となるファイナリストの座を射止めた。
今年、10年間在籍した浦和レッズからベルマーレに完全移籍をして来た梅崎は、間違いなくこの快進撃の立役者の1人となっている。
横浜Fマリノスとの決勝戦が行われる場所は埼玉スタジアム。梅崎にとって埼スタは言葉では表しきれないほどの熱い想いがこもった場所だ。
「やっぱり埼スタは10年やって来て、このピッチとスタジアムにたくさん思い出が詰まっているし、間違いなく梅崎司はこのピッチで変化して成長して行ったんです」―。
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