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カウシェのBizOps:効率化とスケーラビリティを実現する挑戦

こんにちは!カウシェのCS &BizOps部で部長を務めているmorimotoです。
カウシェ Advent Calendar 2024の18日目を担当します!

カウシェでは、業務効率化と全体最適を目指して「BizOps」という新たなチームを立ち上げました。本記事では、その背景、立ち上げのプロセス、現在の取り組み、そして今後の展望について紹介します。BizOpsの取り組みを知ることで、同様の課題を抱える他の組織やチームにもヒントを提供できれば幸いです!


BizOpsを立ち上げた背景

スタートアップが成長する過程で避けて通れない課題の1つに、限られたリソースの中で効率的かつスケーラブルな業務運営を実現するという点があります。当社も事業拡大に伴い、以下の課題に直面していました。

1. リソース活用のムラ

各部門の業務フローが複雑化し、本部全体としてリソース活用にムラが生じていました。その結果、最大限の効果を引き出せない状況がありました。

2. スケーラビリティの限界

同様に業務の複雑化により、成長に伴う負荷を吸収できる体制や仕組みが整備されておらず、オペレーションの拡張性に課題がありました。

3. 中長期的な改善施策に関する構造的な問題

日々の業務対応が優先される中、プロセス改善や標準化といった中長期的な施策が後回しとなり、将来的に課題が深刻化するリスクがありました。

こうした課題を解決し、限られたリソースで最大の成果を出しつつ、成長に耐えうるスケーラブルな業務運営を実現するために、BizOpsを立ち上げました。


BizOpsの役割

BizOpsの役割は、大きく以下の3つに集約されます。

1. 業務基盤の効率化と強化

各部門の業務標準化や自動化を推進します。また、ツール活用やパートナー企業との連携を通じて、業務効率を向上させます。

2. スケーラビリティの実現

事業規模の拡大や外部環境の変化に柔軟に対応できる業務基盤を設計することを通して、持続可能でスケーラブルな改善を進めます。

3. 全体最適の促進

部門間の連携を強化し、横断的な課題を整理・解決することで、全社視点での最適化を図ります。


BizOpsの初期業務から現在まで

BizOps立ち上げ初期には、全社に大きなインパクトを与える重要プロジェクトを優先的にリードしました。これにより、早期に成果を示し、BizOpsの価値を明確にすることができたと考えています。

並行して、各部門の業務課題を1つずつ解消する取り組みを進めました。この段階では、短期的な成果だけでなく、中長期的な基盤強化を見据えたアプローチを採用し、スケーラブルな仕組みへと発展させる設計を進めてきました。

一方で、BizOpsはCSとの兼部2名という少人数体制での運営のため、CS領域に注力した結果、他部門の課題発見や全社的な優先順位づけには十分対応できませんでした。しかし、これまでの取り組みにより、部門間の連携活性化に一定の成果があり、次なる進化への土台が整ったと感じています。


今後の展望

BizOpsは、これまでの成果を基盤に、「個人戦」から「チーム戦」へ進化していきたいと考えています。新たな仲間を迎え、現場密着型の課題解決と全社視点での抜本施策の両立を目指します。

1. 現場密着型の迅速な課題解決

流通やカスタマーサポートを中心にOps担当者をアサインし、現場の課題を迅速に吸い上げ、実行に移す体制を強化します。

2. 全社的な課題の優先順位づけと抜本施策の実行

現場で吸い上げられた課題を全社的な視点で整理し、優先順位を付けることで、抜本的な施策を実行します。

このような取り組みによって、業務効率や生産性の向上だけでなく、カウシェ組織が一体感を持ちながら業務に取り組める環境を構築することを目指します。結果として、お客様への価値提供スピードや事業のスケールアップが加速することに繋げていきます。


本記事が同様の課題を抱える他の組織やチームにもヒントを提供できていましたら幸いです!

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