危険球

 我らがカープ、9連勝と絶好調です。しかしながら、昨日の試合、勝ちはしたものの、リリーフ登板した栗林投手が、青木選手の頭部に死球、青木選手は立ち上がることが出来ず、担架で運ばれたとのことでした。よりによって栗林投手はここのところ調子を取り戻し、球速が上がって来ていました。死球になってしまった球は、154㎞のストレート。ヘルメットをかぶっているとはいえ恐ろしい限りです。もちろん、栗林投手は危険球退場となりました。勝ちはしたものの、後味が良くないですね。

 試合後、寝る前、今朝、日中と青木選手の情報を気にしていましたが、なかなか昨夜病院に運ばれた以降の情報を見ることが出来ませんでした。運ばれている間も意識があったそうで、受け答えもしていたと聞き、また、死球の映像を見てみるとボールが大きく跳ね返ったので、頭へのダメージはある程度分散されたようにも見えました。それでも情報がないのは心配です。

 夕方、事務所で少し検索してみるとようやく新しい情報が出て来ました。青木選手は、マツダスタジアムに姿を見せ、ウォーミングアップと軽めのキャッチボールをこなしたそうです。ベンチ入りはしていないようですが、とても安心しました。いやいや一安心です。

 栗林投手のメンタル面も心配でしたが、青木選手が復帰してくれることが一番でしょう。栗林投手の死球なんて見たことありませんでしたが、それもそのはず、2021年は1、2022年は2、2023年は昨日の死球が初めてで通算で4しかありません。また、青木選手は通算死球167と非常に多い選手です。いや、こんなこと書くと「青木が悪い」なんていう論調に捉えられてしまいそうですが、ただデータを並べただけです。

 とにかく御無事で何よりでした。真剣勝負の中でこうしたことはない話ではありませんから、両選手ともしっかりと切り替えてシーズンに臨んで頂きたいものです。

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