環境改善

 久しぶりにトラックに同乗してきました。以前、、、と言ってももう15年以上前に運んだことのある商品のメーカー違いですので、ある程度要領は分かっているつもりでした。しかしながら、当時は休みのドライバーの代走などで行くケースばかりで、いつも言っているドライバーのようにスムーズなフォークリフト操作なんてできるはずがありません。作業が遅いので、積込バースを使用する時間も長くなり、積込の順番待ちをしているドライバーさんから「まだやってんのか」と言わんばかりに煽られた記憶があります。まぁ、私が遅いので仕方がないのですが。また、倉庫の中にこれでもかとパレットに乗った商品が並べられていて狭いし、3段、場合によっては4段に積んであるケースもあるので、降ろす作業もヒヤヒヤしながらやった覚えがあります。結局、私の作業が熟達する前に、そうした業務も不要になってしまったのですが、今回も同乗とは言え、かつてのことが思い出されて若干の抵抗があったのは否めません。

 しかしながら、到着してみると、受付で積込バースを支持してくれて、弊社の車両の前ににバースを使用しているトラックの車番も教えてくれました。その車両が出て行った後にはバースに停めればよいのですから、非常にわかりやすいです。私がやっていた当時は、空いているところに停めるという感じで、順番待ちのトラックも多くいたので、どのタイミングでバースに入ってよいやら、停めてもだれか待っている人を抜かしてしまって怒られるんじゃないかなんていう不安に駆られていました。

 バースに停める前に、バース周辺に置かれている自分が積み込む商品を確認します。まずバース周辺に置かれていることがありがたいです。以前は倉庫中を探すような状態でした。そしてバースに停めると、フォークリフトの方が付いてくれて、ドライバーと商品を積む順番などを打ち合わせてから、積込をしてくれます。これも非常にありがたかった。

 この積込先が、昨今乱立している大型物流倉庫なわけですが、作業スペースにも余裕があり、素晴らしい作業環境になっておりました。そして納品先も、そうした倉庫であるケースが多く、納品先の作業スペースも広くて快適でした。いや、一部の納品先については旧態依然としたところもありましたが、こんなに環境が改善されているなんて思いもしませんでした。昔の職人肌のドライバーからすれば「昔は自分で積んだし、狭くて大変だったのに、
最近の若い人はいいなぁ」なんて言いそうだし、私も言ってしまいそうでした。冒頭、メーカーが違うと書きましたが、同じであってもおそらく改善はされていると思います。そうした環境改善に直接的に貢献できていないことに忸怩たる思いがありますが、今後もそうしたところを目指して仕事をしていきたいと思います。

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