広島アスリートマガジン7月号
「広島アスリートマガジン7月号」を読みました。表紙はマクブルーム選手、「シン外国人伝説-受け継がれる広島の助っ人魂-」との特集が組まれています。
表紙を飾るマクブルーム選手のインタビューですが、印象的な言葉が沢山ありました。「日本でやっていけると手ごたえを感じた試合はありますか?」との質問に対し「特にこの試合というのはありません。自分にとって毎日が初めてのことばかりなので、毎日球場に来て一生懸命プレーすることを意識しています。自分が持っている力を、全ての試合で出し切ることを心がけていますし、今の自分の実力以上のものを出そうとしてもなかなかうまくはいきません。とにかく自分ができることにフォーカスして目の前の試合に挑むようにしています。」と答えていました。また、「マイルールは?」と問われると「一つあげるなら、試合中はどんな状況であっても”戦う姿勢”を見せることです。これは何があっても絶対に揺るがない自分の中のルールです。」との回答でした。打席での表情などを観ていると、クールなイメージなのですが、何とも熱いコメントで嬉しくなりました。大差の終盤でもあきらめない姿勢を見せてくれますし、若干守備が緩慢に見えてしまうこともあるのですが、こうした言葉を聴けると見る目も変わりそうです。
もう一人、アンダーソン投手、リフレッシュ法はギターを弾くことだということでした。いや、同じ趣味だというのが嬉しいですね。ますます応援したくなってしまいます。そしてマクブルーム選手、アンダーソン投手両者とも、日本に来てまずは「ありがとうございます。」という日本語を覚えたとのことでした。性格の良さそうなお二人らしいチョイスだと思います。
記憶に新しいところではジョンソン投手、エルドレッド選手についての記事もあり、また初優勝時に貢献したホプキンス選手についての記事までありました。SNSで「あなたが選ぶ心のカープ助っ人外国人選手は」なんていうランキングがあり、ロードン、ブロックルイスなんていう懐かしい名前が挙がっていました。私はランスと同じタイミングでカープに来た内野手のジョンソンが好きだったのですが、残念ながらランクインしておりません、いや本塁打王をとったランスでさえランクインしていないのですから、その頃から随分と時が経って、他の外国人助っ人にかき消されてしまったという事でしょう。
ターリー投手、コルニエル投手、フランスア投手は残念ながら扱いが小さかったですが、ここから奮起して頂きたいものです。