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脂肪燃焼に効果的なLカルニチンについて

今回はダイエット中に脂肪を燃焼させるサプリとして使用する人が多いLカルニチンについてです。脂肪燃焼に効果があるのか、効果的な人や摂取する量やタイミングについてわかりやすく解説していきます。

(1)Lカルニチンとは?

そもそもLカルニチンとは脂肪燃焼サプリとして非常に有名なもので1、2を争う栄養素になっています。
Lカルニチンは体内で合成できるアミノ酸の一種で体内で合成できないリジン&メチオニンという必須アミノ酸を材料にして肝臓や腎臓で合成できます。
なので必ずしも体外から摂取しないといけない栄養素ではないという事です。
ただ日本人に必要な量の1/4は体内で合成できるのですが残りは食事から摂取しないといけないと言われています。

(2)Lカルニチンの役割とは

脂肪燃焼サプリではあるのですが、Lカルニチン自体が脂肪を燃焼するという事ではないです。
どういうことかというと、体内の体脂肪、中性脂肪ではなく、中性脂肪から血液中に溶け出した脂肪である遊離脂肪酸という形のものを脂肪燃焼の焼却炉でもあるミトコンドリアという細胞内に運んでくれる役割を担っています。
なのでLカルニチン自体が遊離脂肪酸を燃やすわけではなくミトコンドリアに運んだ後にミトコンドリアがATP(アデノシン3リン酸)の合成の材料になってATPが分解されることによって人はエネルギーを生み出しています。

(3)注意する点

中性脂肪の形で脂肪燃焼の焼却炉であるミトコンドリアに運ばれるわけではないので遊離脂肪酸になった状態でなければ効果はないという事です。
中性脂肪を遊離脂肪酸にするには運動などによって刺激を与えることによってはじめてLカルニチンの役割が発揮されます。
Lカルニチンだけ摂取しても動かずにじっとしていると脂肪が減少することはないという事です。

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