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「今年こそは勝負の一年だ」と思える節目を毎年迎えることができ、ただただ感謝しております。

本日33歳の誕生日を迎えたこともあり、生々しい感情の鮮度が落ちないように記録に残しておきたく、1年ぶりにnoteを書くことにしました。

昨年10月に独立し(昨年の記事は以下)、今年1月に起業し、どのような1年間になるのか考える間もなく、会社員時代と変わらずハードワークな日々を過ごしておりました。

そのような中、気付けば9月には新たな会社の立ち上げに社外取締役として参画することとなり、11月と12月にそれぞれ異なる分野で法人登記を控えており、自分でもまさかの起業1年目で4社の経営を担っていくこととなりました。

もちろん、事業として全てが立ち上げフェーズであり、土日深夜問わずに自らのリソースを投下しなければその責任を全うできないと思いながら、一方で、これまで一人で孤独に戦ってきた日々から、信頼し、尊敬できる仲間達と共に経営と対峙していけることに心強さを感じております。

いつまでこのハードワークが続くのかという一抹の不安を抱きながら、同時に「今年こそは勝負の一年だ」と思い、毎年新たな挑戦を誓う節目を迎えることができている人生は本当に幸せだなと思います。

「やりたいことが見つからない」とキャリア迷子になる方が多い中で「やりたいことが多すぎて困ってしまう」と言う、ありがたい苦しみを感じる度に、20代に死ぬほど投資してきた労働が複利的な利益をもたらしてくれたなと振り返り、その環境に導いてくれた諸先輩方に感謝しております。

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最近、Netflixで「なぜ君は総理大人になれないのか」と言う映画を観ました。映画を観て涙を流したのは久しぶりなのですが、17年間のドキュメンタリーなのにフィクションかと思ってしまうほどのストーリー性が豊富な作品でした。

なぜ自分のような人間でも涙を流すぐらい感動してしまうかを開示するとネタバレになってしまうのですが、家族(特に娘さん)に関する描写が涙なしには観ていられないということだけお伝えしておきます。

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「組織」を「個人の集合体」と捉えて視野を広げると、ビジネスマンとしての成長や給与を目的所属している「企業」だけに関わらず、日々の生活を送っている「地域社会」や、運命的に生まれついた日本という「国家」も組織に該当します。

企業で人事として、長く組織戦略に携わってきている立場として、基本的に組織に不平不満を言う人は「他責」であり、他責であることは思考停止を意味し、人としてもチームとしても組織としても事業としても前進しないことが多いです。で、他責の対象が会社でも自治体でも政治でも同じことなのかなと。

30代を邁進してく中で死を意識する度合いもこれまで以上に高まっているのですが、人として成熟・成長していくことは「影響の輪を拡大させ、関心の輪の面積を小さくして行くこと」かなと最近になって思い始めております。

自らが所属する「組織」というものを追求して行き、国家という組織に対して教育、納税、勤労以外で自分が何かできることはないか?と考えるきっかけと多く出会いました。

今は知識が皆無であっても、環境・時間・付き合う人間を変えれば見えてくるものがきっとあることは仕事というものを通じて学んだため、まだまだ私の影響の輪は小さなものではありますが、(スピードがマイペースであっても)様々な過程を経てそれを大きくし、関心の輪の面積を小さくして行ければと思います。

誕生日の11月14日中に更新したかったので、まとまりのない文章でしたがこの辺りで。

今年も継続して「1秒の濃度」を高めて行くことに意識を向け、目の前のやるべきことを積み重ねていきたいと思います。

それでは、今年こそ勝負の一年となりますので、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します。

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