【2020年版】人事・採用担当者向け副業サービス10選!(※おまけ付き)
はじめに
政府が「働き方改革」の一環として「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」の規定を削除し、副業・兼業に関する規定を新設したことで2018年は「副業元年」と呼ばれました。
当時の自分は「目の前の業務が多すぎて副業する余裕なんてない…!」「副業を請け負うほど自分に専門スキルなんてない…!」というのが副業に対する率直な感想で、以下2つのみが該当する方だけが自分の中で「副業を行っている」イメージとして成立していました。
①:プログラミングなど特殊スキルを所有している
②:知人経由で行うコンサル・顧問業
あれから2年経過し、最近では身近な人事業界の知人でも「副業しているよ〜」という声を耳にする様になったり、大手企業も続々と副業を解禁したというプレスを見て、時代の移り変わりを肌で感じている次第です。
この「時代の後押し」を受け「副業系サービスカオスマップ」が存在しているほど副業サービスが世の中に増えてきました。自身もエンジニアやデザイナー採用を行う立場なので、料金形態含めて複雑化が進んでいるのを感じております。
一方で、個人的にもSNSで「人事の副業あります!」というリタゲに追われ続け「実際、人事・採用の副業ってどんな感じなの!?」という感情が抑えきれなくなった事が、このnoteを書いた背景です。
せっかく調べてみたので「2020年に副業を初めてみようかな〜」と思っていた人事のお役に立てば!と思い「人事・採用担当者の方が検索〜応募〜案件獲得までの流れがスムーズにできそうなサービス」を10個にまとめてみることにしました。
なので、今回は「副業サービスとしては有名だが、人事・採用に関する案件は数えるほどしか掲載がなかったり、カテゴリーとして存在していないサービス」は除いてみました。その辺りは最後の「おまけ」に記載しております。
※「全てのサービスを十分に利用仕切った」わけではないのでご指摘などあればTwitterのDMよりご指摘下さいませ!
01. 人事プロパートナーズ
IT起業家やフリーランスの自立を支える「ITプロパートナーズ」が運営している「人事特化型」のサービス。昨年末にローンチされ、現在は30件ほどの求人が掲載されている。これまでに、主にエンジニア・クリエーター向けに提供していた「ITプロパートナーズ(会社名と同じ)」では、約30,000名のユーザーと約3,000社の企業への支援実績をほこり、そのプロ等が優秀な「人事プロ」の活用をサポートしてくれる。
02. corner
人材業界大手「インテリジェンス(現パーソルキャリア)」出身者が代表を務める株式会社コーナーが提供する「corner」も人事特化型のサービス。2019年6月のサービスリリース後、わずか3ヶ月で登録者が1,000人を突破した。cornerとは別に、日本初のパラレルワーカー(複業)と外部人材を活用する企業のブランディングメディア「パラれる」を運営しているので、これから副業を始める方は勉強用にもウォッチすべき。
03. YOUTRUST
先日1億1,000万円の資金調達を発表した人材採用SNSの「YOUTRUST」は、他のサービスと異なりSNS型で人材と案件がマッチングする。スタートアップやIT企業の社員などの登録者8,000人が、FacebookやTwitterといったSNSを連携させやりたい仕事や自分の経歴を登録する事ができるので、企業側からすると「リファレンスチェックが不要」である事が特徴。案件数と言うより、登録者の知名度や実績によって獲得の結果が異なりそう。
04. CARRY ME
フルリモートや週1回の稼働から副業の仕事を探す事ができる「CARRY ME」は、人事の求人が74件ほど掲載されています。今回リサーチしたサービスの多くが、仕事のカテゴリーに「人事」がなかったり、(カテゴリーは存在しているものの)全ての求人がクローズしているものがほとんどだったため、今回選出させていただきました(求人内容も見やすいです)。
05. プロの副業
「人事 副業」とGoogle検索すると広告表示抜きに最上位に表示される「プロの副業」はサイト内のコンテンツが充実しています。「プロ人材インタビュー」や「副業女子」などのインタビューは読み応えがありかなり勉強になります。ただ、掲載されている人事案件は6件のみで、全て「案件成約済」となっていて新規で申し込める求人はないので、求人更新をお待ちするまでは勉強用のサービスとしてウォッチする必要がありそうです。
06. Waris
「すべての人に、自分らしい人生を」をVisionに掲げ、女性向けの副業サービスを提供するWarisは「ジョブマッチング事業」「ライフキャリアサポート事業」「メディア・リサーチ・コンサルティング事業」の三事業を運営している。女性向けサービスなので、私自身は登録していないものの、人事向けの求人は労務サポートも含めて16件の掲載がありました。
07. プロリク
プロリクは人事特化型の副業紹介サービスであり、さらに「エンジニア採用」や「採用広報」の領域を強みとして掲げている。さらにRPO業務も請け負っているとのことで、初期のIT企業の登録社数は伸びていきそうだと感じている。また、プロリクを運営する株式会社エムステージのnoteでも月に1本ペースでも情報発信されております(最終更新は2019年11月)。
08. Wantedly
最近TVCMを始められ「共感型採用」で主にベンチャー企業の正社員雇用で有名なWantedlyは既に人事側として利用がある方も多いはず。実は「人事」カテゴリで採用形態を「副業・契約・委託」でフィルターをかけてみると126件の表示がありました。ただ、契約社員での掲載も含まれていることや周囲でWantedly経由で副業案件を獲得した人事の方をあまり知らないので、今後の実績や同行に注目していきたい。
09. Twitter
「ここに来てTwitter?」と思われる方も多いかもしれないが、例えば「人事・採用系の話題やナレッジ」を中心にツイートするなど、戦略的にTwitterを運用できていれば、ある日いきなりDMで連絡が来ることも稀ではないはず。事実として、(副業だけに限らず)私もちょくちょくお仕事のお話をいただく事がある。採用担当からすれば、媒体掲載費や成功報酬が一切かからないのでエンジニア採用など含めて幅広く利活用している企業がある。
10. おまけ
最後に以下5つのサービスはよくWeb広告として見かけたり、他のまとめサイトで紹介されていたものの、「人事」カテゴリの求人は2件以下(0件のものも)でした。
今後の時代の流れとともに、もっと求人・案件数が増えていく事を期待していきたいです!
シューマツワーカー
Workship
Kasooku
BizGROWTH produce by RECRUIT
コトラプロ
おわりに
企業にとって人事は「バックオフィス(コーポレート)」と言うコストセンターの職種に位置付けられ、なかなか多くの人員を配置できることばかりではありません。だからこそ、外部の力を利活。用する事は(戦略的であれば)多いにありだと思っております。
副業をする立場の人間としても、自社の事はすごく大好きだし不満はないけれど、(コミットしてきたからこそ)1社でのスキルやノウハウしかたまらず、再現性やキャリアについて心配になる方も多いはずです。
「副業」自体に対しての意見やメリデメの強弱は個人に依存しますし、さらに個人情報等を扱う事が多い「人事」が副業を行う事に対して賛否両論あると思います。
個人としては、シンプルに、人事の副業のアウトプットが(リスクなく規則が守られる範囲で)個人や企業の利益に繋がっていくのであれば良いかなと思います!お付き合いいただきありがとうございました!
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