人を「加点法」でみれる人は成功する 【感謝の心をもつことができる人は不幸にならないから】
よく人をみる際に「加点法」の人と「減点法」の人で分類される。
ようは「してもらってありがたい」と捉えるか「してもらって当たり前」と捉えるかの違いである。
「加点法」で生きよう
夫婦や家族、友達や上司部下などあらゆる人間関係は「加点法」でとらえるとズムーズに付き合える。
なぜなら「してくれることを感謝できる」から。
人は「自分がしたことを感謝されない」ことをネガティブにとらえる。
つまり人に悪い印象をもたれないようにするには「相手の行動をしっかりみている」と「してもらったことに感謝している」という2つのステップが必要である。
ここの姿勢をみせることができていれば少なくとも悪い印象にはならない。
「相手の行動をしっかりみている」というフェーズ
ここは単純に「相手の行動を言葉にして伝える」こと。
言ってしまえばこれが結論だが、「してもらったこと+感謝」をいちいち伝えるようにする。
「掃除してくれたんですね。ありがとうございます。」とか「あの仕事の資料作ってくれたんですね。助かりました。」とか。
大事なのは「いちいち伝える」こと。
面倒で照れくさいが、これをできると評価は上がる。
相手の行動をしっかりみているという意思表示にフォーカスしてみよう。
「してもらったことに感謝している」というフェーズ
これは前述したように感謝の言葉を付け加えることでもOK。
それ以外にも相手にしてもらったことをそっくりそのまま返すという方法もある。
たとえば「誕生日プレゼントをもらった」のなら「誕生日プレゼントをお返しする」とか「仕事を手伝ってもらった」のなら「仕事を手伝ってあげる」とか。
感謝の意思が伝わればなんでもいい。
身近な人への感謝が言いにくい人は行動でお返しする方法をおすすめする。
わりと再現性が高いと思う。
もともとはなにもない自分から始まった
最初に述べたように人は「当たり前になるとありがたみを感じない」生き物である。
しかしもともとを考えると私たちは生まれたときからひとりでは生きられない。
親や家族、まわりの手助けがあってこそ今日の自分がある。
自分ひとりで大きくなったような生き方をしてはいけないと言われるが、感謝の心を忘れてしまうからだと私は思う。
今の自分も生活も交友関係も仕事もすべては自分ひとりの力ではないはず。
ということは「まわりへの感謝こそ当たり前」だともいえる。
もし今の現状に不平不満があるならもっと昔を思い出してみてほしい。
そして現状のありがたみを再認識してみてほしい。
きっと人生はプラスにまわり続けるはず。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?