無気力な人間は、こうして作られる!?

新しく就職したり、未経験の仕事を初めてする時というのは、なかなか結果につながらず、落ち込んでしまうこともあるのではないでしょうか?

特に、新社会人の場合は、最初から仕事ができるわけがありませんし、ミスをすると上司に怒られて落ち込んでしまうことも多いと思います。

人間は、自分の行動の結果が悪くて、しかも自分ではどうにもできないと思ってしまうと、不安や抑うつ感情が発生して、環境に対して能動的に反応するやる気や意欲が低下したり、失ったりしてしまいます。

このようなことを「学習性無力感」といいます。

恐ろしいことに、自分が無力であるという認識は、自分の経験から学習することで身についてしまうのです。

無気力にならないためには、たとえ自分の能力不足であっても、「これができないのは今だけだ、すぐ自分もできるようになる」とか、「自分ができないのなら、他の人にもできるわけがない」と、思い込みでも良いので、自分を励ますことが大切です。 

また、もし、あなたが上司の立場にあるなら、部下が学習性無力感に陥らないように配慮する必要があります(^-^)