マーケティングデザイン PART2
どうもヒデユキです。今回の記事は前回に引き続きマーケティングデザインについて書いていきます。この記事は絶対読んでおいた方がいい記事になっています。これから、経営する方フリーになる方社会人の方に必ず必要なスキルになると思いますのでpart1をまだ読まれていない方はそちらの方を先に読んでからこの記事を読むことをお勧めいたします。
https://note.com/takahide1223/n/n422eef122836 ←前回の記事
前回の記事ではいつも買いに来てくれる顧客にではなく、非顧客に対してどうするか目を向けることの重要性をアウトプットしたのですが、今回は、モノ思考と行動思考について書いていこうと思います。
結論 既存概念を捨てる(業界風習、既存顧客)
たとえ話ですが、ピカソとゴッホの名前は聞いたことはあると思いますがどんな絵を書いていたかご存知でしょうか?
画家:ピカソ
画家:ゴッホ
この二人の作品をご覧になって違いは分かると思います。
1800年代後半のアートは目に見えているものを美しく書くことがアートだった。でもピカソは同じことをやっていたら自分の絵が売れない。どうしたら売れるのかと考えた結果上記にあるような奇抜な絵を書くことにした。
しかし、いきなり奇抜な絵を書いてもアートとして認めてもらえなかった。。。ここで、ピカソはどうやったのか?気になりますよね?ちなみにピカソは生きている間に一番絵で儲けた人なんですが、それをどうしたのか。
ピカソは、絵を買う人の行動を見ることにしたんです。当時絵を買う人の特徴はワインを飲む人が多かったらしいんです。そこでピカソはワインのパッケージに自分の奇抜な絵をデザインさせてアートとして売りに行っていた。
凄い発想だと思いませんか?絵を買う人の行動を見てそこに入り込んでアートをして認めさせていく。相手の行動を見ることで色んな施策が出てくるんです。
商品やサービスを中心に物事を考える思考法から人々の行動を中心に物事を考えることが重要になってきます。
最近では日本酒市場は縮小しているのですが、それはなぜか?
ワインを飲む人が増えてきているから。(洋酒が飲まれるようになってきている。)なぜ、ワインを飲む人がふえてきているのか。
魚文化からお肉が食べられるようになった。➡洋食市場の変化
日本酒からワイン(和食から洋食)
➡あなたは売り上げをあげるにはどうやって売り上げをあげますか?
・ラベルを若い人向けに変える?
・PRを強める?
・みんなが飲みやすいように値段を安くする?
これが浮かんだ人はまだモノ思考の考え方です。モノ思考がある限り再起は不可能!!!!!
今現状、和食から洋食に変わってきている中で日本酒市場を拡大することは難しい。ラベルを変えようが、PRを強めようが、安くなろうが市場が大きく変わらない。ここでモノ思考から行動思考で考えてみる。
ワイン・・・さっぱり料理に合うお酒市場
日本酒・・・コク料理に合うお酒市場
人の行動・・・料理に合うお酒を選ぶ
➡飲食店のメニューの記載方法を変えるべき
今のメニュー
ワイン
・ワインA ・ワインB
日本酒
・日本酒a ・日本酒b
変更させるメニュー表示
さっぱり料理酒
・ワインA ・日本酒a
コク料理酒
・ワインB ・日本酒b
記載を変更させることにより、料理と合うお酒を探そうとする。こうやってモノ思考から行動思考に目を向けて行動していくことが重要。
vot戦略
・Value 自社の提供している価値は何か
・Obstacle その価値を何が下げているのか
・True-Reason 下げているものを選ぶ真実の理由
例1)
v デジタルカメラ
o スマートフォン
T-R 自撮り(内カメ)
例2)
V 映画館
O ・ネットフィリックス ・短編動画の普及
T-R ・移動時間に見れる ・リラックスして見れる ・短編動画の慣れ
というように自分の提供している価値に対してその価値を下げているもの、そして理由を分析してあげるそこから行動思考への意見を出していく。
まとめ
・自分の顧客への概念、商品価値破壊
・物事の破壊と創造をデザインという
・今の時代は競争思考は無意味
・VOTフレームワークで価値の創造
君が水だとして、砂漠にいたら一億円の価値になるかもしれない。でも自動販売機だらけの場所にいたら100円の価値なのは間違いない。周りの業界と同じことをしても意味がないし、違いも出てこない。だからこそ、業界の風習を破壊して自分だけを価値を作っていきましょう。それではまたお会いしましょう。
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