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あなたのダイレクトメール 「BRIメソッド」で診断します!
![図1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/37754497/picture_pc_82324ecffd9e101a36427836d1335a15.png?width=1200)
今更ですが、ダイレクト メールって何気なく使っている言葉ですが、口頭で説明できますか?
ダイレクトメールとは、企業から個人(家庭)や法人(職場)宛てに直接送られる、商品やキャンペーンに関する広告のことで、営業や宣伝を目的としたダイレクトマーケティングの施策の1つとなります。
新規顧客の獲得、既存顧客やリピーターへのアプローチに用いられます。ダイレクトメールは「DM」と略されることが多いです。
さて、このダイレクトメール。主に 情報伝達に特化していることが多いのですが、 実際はそのダイレクト メールを受け取った顧客は、情報を受け取ると同時にそこから、ブランドを感じ、自分にとっての価値、位置付けを認識します。
だからこそ、そのダイレクト メールの役割は、単に情報伝達に留まってはならないと思います。もっともっと大事なツールとしてとらえる必要があり、お客様との大切な繋がり媒体として、捉えるべきだと思います。
昨今の急激なマス媒体離れ、情報入手ルートの多角化などによって、顧客とのコミュニケーションルートの中でのダイレクトメールの比重が、どんどん高まっています。 そんな貴重な媒体となっているからこそ、その役割も、変わっていかなければならないのではないでしょうか?
私は、CRMツールこそ、お客様と度重なる接点を作れる媒体であり、ブランドを深く実感してもらえる最適な媒体となっていると強く思うのです。
それが「ブランデッドCRM」という考えで、 プランドをどう伝え、感じ取ってもらえるかという設計をベースにCRMを構築することで、顧客にブランドがより深く複合的に伝わるのです。
伝えたい情報は、上記を踏まえた上で、ターゲットとプライオリティを明確にして、右脳と左脳を刺激するように戦略的に伝えることが大切です。
情報を編集、デザインするうえで、大事にしたい3つのポイントがあります。このポイントでダイレクトメールを作成すれば、必然的にダイレクトメールが本来果たすべき役割を担っていることになります。
その3つとは「Brand」「Relation」「Information」です。この3つ視点でダイレクトメールを作成し、作成したダイレクトメールをチェックすることがとても大事で、その項目を体系化したものが「BRIメソッド」です。
![スクリーンショット 2020-10-30 160936](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/37794152/picture_pc_743cbcfb5baa1693a1ca6f8889ef40e9.jpg?width=1200)
では、その3つのポイントについて説明します。
ポイント①「Brand 」
設定されたブランドルールに沿ったデザイン、メッセージ、佇まいとなっているかの確認です。 ブランドを感じてもらうために必要な 要素の整理。 色使い、ロゴ使い、フォントに至るまでを 規定化して、守るべきルールをつくります。そしてお客様にとって、企業が、ブランドが、何を「約束」してくれるのかを具現化し伝えます。顧客はダイレクトメールに複数回接することが多く、毎回のブランド接点が積み重なり、ブランドが醸成されていきます。
ポイント②「Relation 」
ダイレクトメールは単なる情報発信ツールではなく「絆を作る場」でもあります。お客様から、やはり〇〇が好き!と思っていただきたいですよね。なのでCRM的視点でLTVの最大化のためにも入れておきたい大事な評価視点。絆とは、様々な「LIKE」「Kyun」が積み重なって培われ、やがて「LOVE」になるという関係性のゴールに向けて、実施していただきたい要素です。顧客にとって嬉しい、楽しい、幸せになる情報を盛り込みたいものです。
ポイント③「Information」
情報発信とは毎回ミッションが明確に 決まっているべきものです。 だからこそ、そのミッションを明確化し、 伝える情報のプライオリティを決めるべきでだと思います。 言い換えると、満遍なく良い点をとっている ダイレクト メールは、本当の役割を満たしていないとも言えるのではないでしょうか。まずは、そのDMのミッションを決め、その点において右脳的にも、左脳的にも魅力的に表現できているか?そして、その情報はターゲットに響く内容かどうかを、正しく評価しましょう。
◆BRIメソッド評価表
今までご説明した3つのポイントが理解できましたら、早速、添付のBRI評価表を見ながら、実際にお手元のダイレクトメールを評価してみてください。
そのダイレクトメールごとに、「B」「R」「I」のプライオリティが違うと思いますので、プライオリティが高いポイントについては、上から二つ目のボックスとなるように確認してみてください。
![スクリーンショット 2020-10-30 161355](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/37749136/picture_pc_05fac67ba46c40241328efb67c46b673.jpg?width=1200)
例えば、我々のダイレクトメールには、ブランドは必要ない!と思っている方でも、念のため、ブランド視点でも見てみるという機会になれば幸いです。
さぁ、あなたのダイレクトメールをさらに有益なものにするべく、「BRI評価メソッド」を活用してみましょう!
◆PROFILE
株式会社ThinkGood
代表取締役 秦 孝秀
株式会社ドーモ CMO
株式会社メディロム 広報顧問
株式会社グランドビジョン D4C事業開発プロデューサー
株式会社E-Grant CRMコンサルタント
QON株式会社 エヴァンジェリスト
1993年博報堂入社、2014年博報堂鹿児島拠点長、
2017年博報堂ダイレクト執行役員
博報堂でブランド広告を29年間担当し、後半15年間はダイレクトビジネスを数多く担当した経験から、 ブランド作りからダイレクトビジネスを設計、運用までを一気通貫でコンサル可能。 メディアはオフライン、オンラインをトータルで設計。
◆主なD2C実績
タカミ(タカミスキンピールブランドロゴデザイン、事業コンサル)
御木本製薬(オールインワンジェルEC立ち上げ、広告運用)
健康家族(事業パートナー、ECリニューアル、CRM設計、クリエイティブ開発)
メビウス製薬(コミュニティマーケティング)