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行政不信がマイナスからプラスに一気ふれ💧


8年間、精神科病院に長期入院中の弟(統合失調症)が昨年12月末に他の患者さんに暴力をふるってしまい、主治医の先生から3月31日までに退院するように、受け入れ先は家族が見つけるようにと言われて困っている高橋兄です。

もうすぐ3月。とうとう「強制退院」まで32日となってしまいました。。

おなかが痛いです💦

5つの病院に転院を断られ、現在1つの病院に受け入れを検討いただいています。暴力行為があり、しかも隔離室(独房のようなもの)に入室中の弟では福祉施設(グループホーム)への移行は当然無理で、実家を離れてから別々に暮らし妻子もいる私も受け入れは無理で、困り果てています。一人暮らしはとてもできない病状です。

これまでの経緯は、こちらの記事をご覧ください。


主治医の先生から「受け入れ先が見つからなくても退院させる」「3月31日になったら玄関から出てもらう」と通告されたのが1月7日。それ以来、現在までの2か月間、転院先の病院だけでなく、行政機関を含めてあらゆる機関に相談してきました。

「受け入れ先が見つかるまで退院を延長してもらう手段はないか」「受け入れ先はどのように探せばよいか」という相談を電話でしましたが、行政機関についてはざっくり言うと、こんな感じの対応でした。

1月中旬
県の精神保健福祉センター
⇒話聞くだけ。何もできない。病院の相談員を頼ってください。
※相談員さんは主治医の方針で動けないと伝えてあります……

1月中旬
保健所
⇒自分で病院を探すしかないですね。市の障害福祉課に相談してみては?
※10分未満で終了……

2月中旬
県の障害福祉課
⇒いろいろ調べてみたが何もできない…

2月下旬
市の障害福祉課
⇒その状況では受け入れてくれる福祉施設を探すのは難しい。病院に介入することもできない。しかしどんな対応ができるか課で検討する
※一番親身に対応してくれて、ようやく頼りになる方を見つけたという感じで心の中で涙しました。現在も検討中でお返事待ちの状態です。

2月下旬
県の医療安全相談センター
⇒何もできません。すみません、失礼します(3分)
※今、書いていても腹立たしいほどひどかった🤬🤬🤬 市の障害福祉課の方に教えてもらって電話をかけたんですが、こちらが説明したあとすぐに「申し訳ないけど何もできない」と、シャットダウン。若干、電話口の人が迷惑そうにしてる様子が感じられたくらい。。

こんな状況で、市の障害福祉課以外は何もしてくれず、暗澹(あんたん)とした気持ちになって行政不信が高まっていたところでした。「相談窓口といってもただのガス抜きか…」と虚無感に襲われていたんです。

ところが……!

先週の土曜日、東京兄弟姉妹の会という精神障害者の家族会の例会に参加して、会長さんから「本気を出さないと相手は動かない」という力強いアドバイスをいただき、勇気をもらいました。

※東京兄弟姉妹の会の会長さん、ありがとうございました泣 そのほかもたくさん具体的なアドバイスをいただきました。地元の家族会、新宿フレンズ(新宿区精神障害者家族会)さんでもたくさん勇気づけられて、家族会の方々には感謝でいっぱい。

そこで会長さんの言葉を胸に、まずとっかかりとして今日、ダメ元でもう一度、精神保健福祉センター、保健所に電話をしてみたんです。

すると、

まず前は全然頼りにならなかった保健所でしたが、今日、窓口に出てくれた方は、「何もできない」という結論は変わりませんでしたが、とても親身に相談に乗ってくれました。

「病院には受け入れ先が決まるまで退院を延長してもらって、いくつもいくつも病院に電話をかけてみてください。事情を話して困っていると伝えて」と、何もできないことを申し訳なさそうに何度も何度もおっしゃっていたのが印象的。電話を切る直前まで、おっしゃっていました。

その他、行政ならではのアドバイスもいただきました。感謝です。

ここで、行政不信レベルマイナス 6,000点が 、500点くらいプラスになりました。マイナス5,500点です。

さらには「どうせ何もしてくれない」と思って電話をかけた精神保健福祉センターで奇跡が……!

電話に出た方が前回と同様に状況を聞いてくれて、そこまでは「どうせ何もできない。病院の相談員を頼って」で終わるだろうと思ったのですが、

「ちょっと待ってください」と言われ、待つこと15分。

「お待たせしました。我々のほうで病院に状況を確認したいと思います。まずはお兄さんのお名前、弟さんのお名前と生年月日、病院の相談員の方の名前を教えてくれますか」

と来たんです!!! 前回、名前も聞かれなかったのに!!!😳😳
個別ケースには介入できないの一点張りだったのに!!!!!😳😳😳

えええ、まさかと思って、とてもうれしかった。。

しかも、1時間半後に着信が。出てみると、課長さんが直接、病院の相談員の方に電話をしてくれたようで、課長さんが電話に出てくれて

「病院にはなるべく受け入れ先を見つける努力をしてほしい」

「病院と家族だけ考えていても打開策は出ないだろうから市にもかんでもらって最善の方策を見つけるのがよいのではないか」

と病院の相談員さんに伝えてくれたとのことでした!!泣

この課長さん(女性)、とても親身に話を聞いてくれて、こちらの事情も汲んでくれて、真心のある感じでとてもうれしかった。。😭😭😭

一般企業と違って、厚労省とかの官公庁だと、課長といえばかなりの立場です。県でもたぶん、かなり重みのある職位の方だと思います。

役人・役所は冷たいと勝手に思ってきたのですが(今までの体験上もそういうケースが多かった、特に上級機関ほど)、まさか動いてくれるとは、しかも課長が自ら電話してくれるとは……。

公的機関が全然何もしてくれないと不信感を募らせてきた2カ月でしたが、考えを改めました。行政不信レベルがプラスに転じました。

解決までまだまだ道のりは長いですが、今日はよい一日でした。
ありがとうございました。🙇🙇



今後、期日の3月31日まで、リアルタイムに状況を書いていきます。

どう考えても医療が必要そうにみえる弟を、病院は強制退院させるのでしょうか。それとも、それまでに転院先が見つかるか。

弟には同居ができず申し訳ないながらも、
家庭のある私にとっては生活をかけた勝負
です(大げさに言えば人生)。
何とか受け入れ先が見つかりますように!

※アドバイスよろこびます。お知恵を拝借したいです。どうぞよろしくお願い致します🙇

※放置気味になっていましたがYouTubeとTwitterも開設しています。
YouTube:
https://youtu.be/STxD2BMobUI
Twitter:https://twitter.com/takahasi_ani

☟最新のYouTube動画です。


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