【軽貨物】7話。報連相って本当に大事なんだと思った話。
報連相。
報告、連絡、相談。
社会に出るとよく聞く言葉。
社会人なら出来て当たり前。そう言われた。
前職の便利屋の時、僕は口酸っぱく言われていた。10数名の小さい会社では、それをしっかりやらないと会社は回らない。
言われた時は、出来る。
時間が経つにつれ、忘れる。
で、また怒られる。
恐らく、主体性を持って仕事をしていなかったのだと思う。与えられた仕事を、こなしていただけだったのだと思います。
軽貨物を始めてから初めて入った、某大手運送会社での事は、あれこれ報連相していた。
『今日から1人でやります。』
『また、コースを変えられました。』
『もっと稼ぐにはどうすればいいですか?』
報連相しよう。そう思っていたわけではない。
友達の親父のアドバイスで、飛び込んだ世界。
未経験で、知識も何もない。親しい人間で軽貨物をやっている人もいない。
所属している会社の人に聞くしかなかった。
自分で売り上げを出さないと、お金は稼げない。必死だった。
ここが前職とは違う。
明らかに主体性を持って仕事をしていた。
それはそうだ。
1人でやっているとはいえ、会社なのだ。
僕の変わりはいない。僕の会社なのだ。
前の記事でも書きましたが、保証期間を延長して貰ったにも関わらずその前に移動した理由は、頻繁に連絡を取っていた会社の人から言われた一言だった。
『移動しますか?今、コースが一つ空きそうなんですよ。』
『今より稼げるとは思いますよ。』
何ですか?その話。
そんな有難いお話あるんですか?
本当に運がいいです。昔から。
感謝です。
僕が仕事を貰っている業務委託の会社は、ドライバーが約200〜300人はいる。
その中で、僕に声をかけてくれた。
稼ぎたい、稼ぎたい、としつこく言っていた甲斐があった。
頻繁に連絡をとっていた甲斐があった。
他のコースに移動するために、連絡を取っていたわけではない。そんな計算ができるほどの余裕も、知識もない。
ただ、報連相をしていた。それだけ。
あれほど、口酸っぱく言われていたことがこの時は出来ていてそれが運良く功を奏した。
またしても、人様の力で何とかして貰った。
最近は、報連相することも減ってきてしまったので、またやろうかと思いました。
つづく