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排水管を詰まらせないための、3つの習慣
水が流れない!
なんて突然のトラブル、本当に困りますよね。
「インターネットで探した緊急対応業者に足元を見られた!」
なんて話も見聞きします…
そんな事態に陥らないよう、
見えない排水管のお手入れも、日頃からきちんと行っておきたいですね。
マンションでは年に1回程度、排水管の高圧洗浄を全戸一斉に行うところが多くあります。
一戸建てでも同じように、定期的に排水管の洗浄を行えればベストですが…
お金もかかるし、
どこに頼めばいいのかよくわからないし、
今のところ特に不具合があるわけでもないし…
と、なかなか排水管の洗浄まで気が回らない方が多いようです。
そんな放置されがちな排水管ですが、
日常的な使い方に注意することで、できるだけ内部を汚さないようにする方法があるなら、ぜひ心掛けたいところですよね。
というわけで、本日は排水管を詰まらせないための生活習慣について考えてみようと思います。
油は徹底して拭き取る
まず、排水管を詰まらせる汚れの筆頭は「油」です。
とくにお肉などを調理する際に出る動物性の油は、流すときにはサラサラの液体の状態でも、排水管を流れているうちに冷えて固まり、内部にべっとりと張り付いてしまいます。
そのべっとりした油に、後から流れてきた髪の毛や小さいゴミなども張り付き、どんどん汚れは積もっていきます。
想像もしたくないですね!(>_<)
でもね、皆さん意外とやっていませんか?
お肉を焼いた後のフライパンに、ジュワーっと水を入れて流したり。
肉料理を食べた後の油の残ったお皿を、そのまま洗ったり。
油の浮いた煮汁を流しに捨てたり。
これ、ぜんぶNGです!
調理後のフライパンも、食べ終わったお皿も、
油が付着しているものは必ず拭き取ってから洗いましょう!
油の浮いた煮汁の処理はちょっと面倒ですが、
冷やしてから固まった油を取り除き、水分だけを流して捨てましょう。
油は極力流さない、と徹底するだけでも、
台所の排水管の汚れをグーンと減らすことができます。
髪の毛は流さない
次に、洗面所やお風呂でつまりの原因になりやすいのが、
髪の毛です。
どうしても洗い場には抜け毛が流れてしまいますが、
排水口に髪の毛をキャッチする網を付けたりして(もともと備わっていることも多いですが)、流さずに回収できる工夫をしておきましょう。
特に気を付けたいのは、洗面化粧台です。
落ちている髪の毛を触りたくないからと、
水でサーっと流していませんか?
そんな時は化粧台にお掃除用のブラシを置いておけば、
髪の毛をサッと集めて触らずに捨てることができて便利です。
↓こんな可愛いブラシなら、インテリアとしてもお洒落ですね。(^^)
暑い夏にパイプの大掃除を
これだけ気を付けて使っていても、
石けんカスや皮脂など、
排水管は少しづつ汚れていってしまいます。
やはり、定期的な排水管のお掃除は必要ですね。
自分でできる最も簡単な排水管の洗浄は、
「パイプフィニッシュ」などの洗浄剤を使う方法です。
洗浄剤を排水管に流し、所定の時間放置することで汚れを溶かし、最後に溶けた汚れと洗浄剤を大量の水で流す、というのが作業の流れです。
簡単でしょ。(^^)
この掃除のコツは、
①できるだけ気温の高い日に行う(油が柔らかく落ちやすい)
②洗浄剤はお湯(60℃以下)で流す(熱湯は排水管を傷めるのでNG)
③洗浄剤はたっぷり流す(できるだけ排水管の先まで液が流れるように)
というところです。
汚れが少ないうちに行うのが効果的なので、毎年真夏には排水管の大掃除、と恒例行事にできるといいですね。
以上の3つを習慣化するだけでも、排水管を高圧洗浄が不要なくらいの状態に保つことができます。
もし、今まで行っていなかった!というものがありましたら、今日からでもぜひ実践して、排水管を長持ちさせてくださいね。(^^)
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![高橋みちる|リフォームコンサルタント](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33958914/profile_a44dafafd63c4849e944557a1a4602de.jpg?width=600&crop=1:1,smart)