
教育改革半世紀
本日は、髙橋塾「実践コース」のメンバーに向けて、第四期(令和6年6月~令和7年3月)の最終講義の日である。
私の講義のタイトルは、
「主体変容」から「他者と共に変容」する日本的ウェルビーイングの実現を目指して
と定めた。
ここ最近に投稿した以下7つのnote記事を参考に組み立てた内容である。
振り返ると、アメリカの占領文書の研究に臨むことを30歳で決意して以来45年、約半世紀にわたって「教育一筋」の道を歩んできた。
3月上旬に発刊予定の新刊のタイトルは、「教育改革半世紀」を案としている。
様々なご縁をいただき、日本の戦後教育史における重要な場面で全力を尽くしてきた。
終戦80年。
「戦後の負の遺産を残さない、清算する」という考え方から、「正の遺産をどう継承・発展させていくか」へとシフトする節目ではないかと考えている。
「Human Co-becoming」の概念の2つのポイントは、
①人間は何らかの道を通って人間的になってゆく
②一人では人間的になることはできず、必ず他者と共に人間的になる他ない
である。
「主体変容」から「他者と共に変容」へ。
このスローガンを胸に、これからも塾生の先頭に立ち、皆と共に「世界に飛躍する教育立国・日本」を実現していきたい。
※本日の講義内容⇓⇓
①母と娘から始まる和合世界への道
②昭和100年、終戦80年の節目に思うこと
③国民意識について
④他者と共に人間的に変容する"Human Coーbecoming"とは何か
⑤幸福の公共政策と広井良典「地球倫理」
⑥これからの時代に求められる新たな社会システムとは
⑦親学の継承発展としての『親道』
ここから先は
0字
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?