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ビートルズ "Something"、私が感じ取った曲の印象

ビートルズの楽曲ひとつひとつについて、私が感じたことをベースに、8項目の音楽的視点からポイント評価したコンテンツを公開しています。最後のアルバム LET IT BE から順に過去へさかのぼって、1曲づつ投稿しています。

第 14回目、今日の楽曲は...

アルバム ABBEY ROAD A面 2曲目 "Something"

サウンド:★★★★
メロディ:★★★☆
リズム :★★★☆
アレンジ:★★★☆
第一印象:★★★★
スルメ度:★★☆
独創性 :★★★
演奏性 :★★★★☆

<★ ... 1点 ☆ ... 0.5点、5点満点、各項目の解説は最後にあり>

ジョージの作品。すっかりサイケ色が消えてまともなサウンドに戻っており、後にいろいろなアーティストがカバーするほどの名曲となっている。ボーカルもサウンドもコード進行もラブ・ソングそのもので、ある意味で非常に無難にまとまっている。

特にコード進行は、Aメロ前半でのC→CM7→C7→Fという代表的な半音下降内声を含む進行であり、Aメロ後半でもAm→AmM7→Am7→D9というクリシェ・パターンである。そしてサビに入ると、A音→B音→C#音というストリングス・フレーズとともに、キーがCメジャーからAメジャーに転調し、盛り上げる効果を狙っている。

サウンド面ではやはりオルガンがいい味を出しているし、サビのドラムも複雑な演奏でありながらも、盛り上がるボーカルをしっかりとサポートしている。

あくまで曲の印象を具体的に表現するための手段です。曲をランク付けする意図はありません。


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