出汁の噺(ワクワク広がる雑学)
出汁についての一席。
お出汁といっても一口に、昆布や鰹。いりこに椎茸とさまざま。
なんといっても「面倒くさそう」だからと敬遠している方も多いはず。
そんな方を見るたびに、「なんと勿体無いっ!」と思ってしまうわたくしです。
そんなあなたへ熱烈コール。
知ってしまえば割と簡単。そして、レパートリーがググッと広がるお出汁の世界。
例えば、おひたし。
ひいたばかりのお出汁に、お醤油と塩をちょろり。
ここに茹でた野菜をいれるだけで美味い!(ほ〜ら、簡単。)
そのおひたしの出汁に、「酢」「砂糖」を加えれば、和風ピクルス液ができちゃった!
なんて具合に。あれ?私にもできちゃうんじゃないの?
そう、できちゃうのです。
「うまい出汁がひければ、それはもう料理上手」と謎の持論を持っているわたくしより、数回にわたり出汁についてのあれやこれやをお話していきます。
<雑学編>
出汁の種類
大きく分けて2つ。
1、昆布や椎茸といった植物性のもの
2、鰹節や鯖節、いりこやアゴなど、動物性のもの
それぞれ香りや味はもちろん、組み合わせ次第でうまみが7にも8にもなると言われているくらい、日本の食文化には欠かせぬ存在です。
それぞれについて説明すると気が遠くなりそうなので、また別の機会に。
出汁のひきかた
料理人の世界は奥が深いなと思うのですが、人から聞いたり、文献を読みあさって思うのが「出汁のひき方は十人十色」ってこと。
正解はないので、ふっと肩の力を抜いて、気楽に参りましょう。
料理人じゃないし、つづけられるお出汁がひければいいと思います。
そんな具合に、次回は「基本の出汁のひき方」についてのお話。
お後がよろしいようで。
食べたいものをつくる人 高橋 より(子)拝
今日のつぼ
・出汁がひければ、料理上手
・出汁は大きく分けて「植物性」「動物性」の2つ
・出汁のひき方は十人十色。つづけやすいやり方を見つけよう。