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写真を撮るときの一声はこれ
はいっ、バタ~の一席。
写真を撮るときにぜひともこのフレーズをつかっていただきたい。
御前様や寅さんが、絶妙なタイミングで発するこのフレーズに、くくくっと笑いが止まりません。(なんとも愛らしく憎らしいんだ!)
バターをつかうとき、さらには写真を撮るときにふと思い出してしまいます。
さて本日は、そんなバターのポテンシャルを存分に感じる一品。
いつものポタージュに、ちとひと手間を加えました焦がしバターをとろりとかける。
びっくりするくらいに、コクが広がる!旨みが増すます。
最近は暑い日が続いておりますゆえ、冷やしていただくのもおすすめです。
「じゃがいも」「長ネギ」「豆乳or牛乳」「バター」「塩麹or塩」をご用意くださいまし。
材料
じゃがいも 中2個
白ネギ 10cmくらい
豆乳 野菜がひたるくらい(お好みの濃さ)
バター スプーン3くらい
塩麹or塩 お好みの濃さ
作り方
1、やりすぎると焦げすぎのバターになるの巻
やりすぎるとただの焦げたバターになってしまうので、ここはかかりっきりの過保護体制。今回のポタージュはこの焦がしバターにすべてがかかっている!
⑴ドキドキ☆火にかけます
バターを小鍋に入れて、ひにかけます。ふつふつと色が変わるくらいまで。やりすぎるとただの焦げたバターになります。
⑵この工程が非常に大切
きれいにこしてあげましょう
2、おなじみのポタージュのつくり方
毎度おなじみ、お水を入れてじゃがいもと長ネギにじっくり火をいれましょう。じっくり火入れをして甘さを引き出す!
3、お好きなお味を
豆乳をひたひたになるくらいまでいれて、塩麹またはお塩で味を整えましょう。
4、文明の利器に感謝
さてはて、整いましたらブレンダーでグアァーっと撹拌いたします。
5、君の奥ゆかしさにおぼれたい
先ほど準備いたしました焦がしバター。この子を投入いたします。
お味がガラリとかわります。なんと奥ゆかしいのでしょう!こんな女性に私はなりたい。味の微調整をいたして完成でございます。
以上。
今日のツボ
・焦がしすぎバターにならぬよう真剣勝負
・いつものポタージュをおもいだす
・ブレンダーに感謝
・あたなの奥ゆかしさを感じる
一作目で、御前様がしかめっ面で言う「バタ~」。
九作目で、麗しい吉永小百合の目の前で寅さんがおちょけていう「バタ~」。
なんとも奥ゆかしい世界なのでしょう。
当時、映画館で見てていたお客さんたちも、みんなでクスクス笑っていたのだとか。
その場で醸造される雰囲気は言葉にしがたいものがありましょうぞ。
お後がよろしいようで。
食べたいものをつくる人 高橋 拝。