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テラスハウスぽくていいね。
個性ある面々の関係性を楽しむ一席。
周りの男性陣たちのテラスハウス人気がすさまじい。
生々しい人間模様が、むちゃくちゃ勉強になるのだそう。(ひぇぇ〜といつも聞いております。)
今回ご紹介いたしますは、まさにお料理のテラスハウス。
生命力に溢れすぎて我が道を突き進みまくる、いりこ(男子)。
ガツンとパンチの効いた喧嘩っぱやい狂犬、ニンニク(男子)。
じわじわとその良さが分かってくる奥手な、キノコ(男子)。
いろんな魅力がギュギュッと詰まった華麗な、ガンモ(女子)。
こりゃどうなっちまうんだっ!!!
(ドキドキ☆ワクワク)
「いりこ」「にんにく」「きのこ」「がんも」「お醤油」「水溶き片栗粉」をご用意くださいませ。
本日は、CMを挟まず参りましょう。
(テラスハウス詳しく知らんけどもね!てへぺろ)
材料
いりこ出汁(ひき方は別記事をご参照) がんもが半分くらい浸る量
がんも お好きな量(近所の可愛い子が手に入りました)
きのこ お好きなものを適量
ニンニク お好きな量
炒め油 ちょろっと
お醤油 適度に(今回は)
砂糖 適宜
塩 適宜
水溶き片栗粉(水と片栗粉) 半々の量
作り方
1、狂犬とタイマンをはる(ニンニクの火入れ)
油をちろっとフライパンへ注ぎ温めます。
ニンニクを炒めて参ります。が!この子は、なんとも手が早い子でしてねぇ。まさに狂犬。
強火でガンガン攻めますと、気づけばあっという間にやられちまう(まっ茶色)。サシでの真剣勝負という訳です。
この勝負に勝利いたしますと、「旨味」のポーションをゲットできます。
2、ここで魅惑の女子とコラボ(ドキドキ)
(いろんなミスが重なり、ニンニク入ってますがアク抜きしてるよの図)
アク抜きしたがんもを投入いたします。彼女の魅力はなんといっても、表情(具)の豊かさにあり。さらには、醤油色にも味噌色にも染まる従順なところもある、なんとも魅惑の女だと思っております。
まろやかになったニンニクとの相性はバッチグー。ちと、二人だけの時間を楽しんでもらいましょう。
3、ここでいい奴代表「あいつ」の登場
(大好きなくせに写真を撮り忘れるという失態)
私が大好きないい奴代表「きのこ」。
昨晩の天つゆの回でも登場しましたが、かすみ草ポジションの彼にお熱なわたくしです。
この彼の投入によって生まれるのは、波瀾ではなく「調和」。さっきまでの、探り探りなニンニクとがんもの関係性が、彼のおかげでググッとよくなるのです。
4、忘れることなかれ!ここに新たな風が吹く!
さてはてここにて一件落着。なんて水戸黄門みたいなサゲとはゆきませぬ。
生命力の塊。我が道をゆくマイペース男「いりこ」の登場でございます。
ざわつくよね、ねぇ。あんたがここで登場なのねとドキドキしながら注ぎ入れます。
が、これでもかとマイペースを極めた男は突き抜け方すごかった。各々の個を、ガンガン引き出してくれる。え?ニンニクも、きのこも、がんもも、いりこも、みぃ〜んな感じる。どういうこと?と頭がはてなマークでいっぱいになることでしょう。(きのこじゃなくて、こっちのがいい男かもと惹かれてしまうわ)。
5、一妻多夫もありだよね
ありだと思います。みんな仲良く共存できるのなら、愛があるならいいじゃぁないの。そんなこんなで、彼らの結婚を祝う祝福の醤油を注ぎ入れ、ハッピームードを盛り上げましょう(注ぎすぎはムードを壊すので禁物)。酒は飲んでも飲まれるな。醤油はいれても、濃くしすぎるな。教訓。
【砂糖とお塩について】
コクが欲しければお砂糖を足してください。ニンニクが聞いているので、酒の肴にするならなくてもいいかなと思うのですが、おかずとしていただくなら甘みがあったほうが米が進みますね。毎度のごとく、お塩は引き締め役としてつかいましょう。
6、仲良しの秘訣はゆる〜い結束
がんじがらめにしすぎると、人は離れてゆきたくなる生き物。
ラジヲでそんなこと話を聞いたことがありました。まさにその通り。ゴムみたいにビヨーンと遠くへも伸びられるけど、いつでも戻ってこれる。それが仲良しの秘訣ではないでしょうか?(誰?)
そんな役割を果たしてくれるのは「水溶き片栗粉」。
みなさん、これをつかいこなすのは至難の技。そう思っている方も多いのではないでしょうか?
【餡掛けの極意】
ね、私もそう思います。量感分かんないよぉ〜、比率はどれくらいがいいんだよぅ〜。悩みはつきません。
レシピを見たとて、できるようになるとも思っておりません。
ならば、やってみるしかない。そして大いに失敗しましょう。
カッチカチになったら笑えばいいです。水足しゃぁなんとかなる。
最初は余ってしまったり、ちょうどいいトロミがついたぜとほくそ笑んで火にかけていたら、むちゃくちゃ固くなっちゃたり。私も今だにやりますが、臨場感があって面白いね、料理って。
基本は「水と片栗粉を1:1」。火を止めてからまわしかけます。
馴染んだならば、もう一度火にかけるのですが、熱が加わるとまたもトロミが増すため塩梅を見極めながらの真剣勝負ですね。
以上。
今日のツボ
・彼らの個性を信じる
・こちらの塩梅で、全員が仲良くなる
・砂糖と塩はお好みで
・あんかけは頭で考えるより感じよう
「失敗と書いて経験と読む」
我が胸が、筋肉へと変貌を遂げたシックスパック青春時代に(部活一色)、監督よりいただいたお言葉です。
こう情報が多いと、知識量ばかりが多くなっちゃって億劫になってくることがたまにありましてね。
頭でっかちといいますか、その知識に頼りすぎると結構失敗する。なんてぇのがわたくしの特性でございます。
ので、なんとなくで掴みだけ理解して、あとは感覚で攻めまくりますのが私のスタイル。
餡掛けとか、ねぇ…。
「ミズトキカタクリコ」
こいつにゃぁ何度も泣かされた。
その度にこの言葉が脳裏に浮かび、なにくそぅ!と作り続けておりましたら、次第にちょちょいとつくれるようになっちゃうんだから、不思議なものです。
監督の言っていた通りだったわ。
当時は小童だったもので、キャプテンのくせに試合中にあっかんべーとかしてごめんなさい(猛省しております)。
これからも大いに失敗してやろうと思います、新月の前夜でございました。
お後がよろしいようで。
食べたいものをつくる人 高橋 拝。