LOVE
正月が明けてすぐに取り掛かった事は、不要になった物の整理だった。
闘病中の私は、昨年の秋からどうにも病状ひどく、やり残したことが多かった。その「やり残したこと」のひとつに、アジア・アフリカの現地で働く日本人医療従事者への支援であった。
"支援"といっても、私にできることなど、ほんのわずかだ。けれども、だからこそ、このような私にもお手伝いできる小さな事がある。
"途上国への支援"と聞いて、思うことはどんなことであろうか?「寄付ならばしている」という声は多いかもしれない。そして、きょうは直接の寄付以外に知ってほしい「私にもできる支援の形」の方法をもうひとつ、紹介したくnoteを綴っている。
皆さんは、読み終わった書籍や、聴き飽きたCD、観なくなってしまったDVD(Blu-ray)、使わなくなったデジタル機器、着なくなった衣類、眠っている日用品をどのようにしておられるだろうか。買取店で換金するのも良い方法だが、なかなか思ったような値段がつかないのも現実だ。そこで、提案したい。これらの不要になった品々が"途上国への支援"となる、ということを!
もちろん、自らの手元に換金されて自分の懐が温かくなることはないが、使っていない物たちが、途上国の医療支援になるのだから、これは「私にもできる支援の形」のひとつの方法である。
"断捨離"という言葉も私たちの日常に定着して久しいが、むやみやたらな断捨離は私は違うと思う。物といえども、そこには、心が宿ると思う。ならば、その"心"を途上国への支援としてもよいのではないかと考えるのだ。なので、私はゴミ捨て場にポイッとするような断捨離ではなく、"支援"として「物とのお別れ」をしたい。買取店で換金する方々のことを否定する気も毛頭ない。ただ「私にもできる支援」を提案し続けたいのだ。
そのようなわけで、新年の私の『事始め』は、使わなくなった物を整理して、支援金としてもらうために、引き取ってもらうことだった。私から世界の子どもたち(或いは大人の方々にも)への、お年玉ができるといいな、と願った。
前述した海外医療支援だけではなく、栄養支援、物資支援など様々な支援があるが、きょう、記すのは、使わなくなった物たちを無料で引き取りをして支援金へと充ててくれる団体の一部を紹介して記事を閉じたい。どの団体も信用性があり、私は常々、こちらの団体をとおして支援させていただいている。
*日本キリスト教海外医療協力会
*NPO法人グッドライフ
*つなぐ書店
*古着deワクチン(こちらは有料での引き取りとなりますが)
きょうの記事は「世界の人々へお年玉を」と願って、タイトルを『LOVE』とさせていただきました。共にLOVEな一年に致しましょう♡