映画『万引き家族』感想
2/24に開催されるアカデミー賞授賞式にて、外国語映画賞にノミネートされたので、感想を書いてみます。
今回も是枝監督特有の“家族”がモチーフになっている。
しかし本作で僕は今までと視点が違うと感じた。
『そして父になる』は、父である良太の気持ちの変化にフォーカスしていて、『海街ダイアリー』では、姉妹とすずの気持ちの変化にフォーカスしている。
脚本的には主観的な気持ちの変化が映画をドライブさせる作品だった。
本作では“誰かの気持ちが変化していく”や“誰かが成長していく”が映画