写真と向き合う3日間を過ごした

皆様お久しぶりでございます。takahashi toshioでございます。

いつもnoteに機材ネタばかり書いている私ですが、一応は写真家/フォトグラファー的な立ち位置な人間です(機材ももちろん好きだけどね!)。機材の話ばかり書いていると、「君は機材だけなのかい!?」と言われかねないのでw、久々に写真の話を書こうと思います。今回は、3連休を使って写真三昧な日々を過ごしたという話です。簡単にいうとただの日記。

実は3連休は3ヶ月ぶりで、11月に実施した風景写真展以来でした。正月すらも必死に働いた自分へのご褒美と、3連休というロング・バケーションを活かし、東京→横浜→名古屋という大都市巡回ルートでした。移動手段で新幹線が一切入ってないってところは相変わらず貧乏旅だけどね!笑


1)ポートフォリオレビューに参加した(その1)

PhatPhotoが主催するワークショップに参加しました。講師となるのは、レンズカルチャーの創業者、ジム・キャスパー氏。

開催日が平日、そして価格も35000円と高価。とはいえ海外のレビュアーと長時間意見交流できる機会は少ないですし、しかも写真について分かっている人が通訳してくれるおまけ付き。こんな機会もそうないだろうと思い、思い切って飛び込んでみました。

レビューしてもらった写真は、【スキャナカメラで撮影した写真郡】【往相図】でした。

スキャナカメラで撮影した写真郡

まずは私がメインで使用しているスキャナカメラで撮影した写真郡をレビューしてもらいました。

スキャナカメラは自身のステートメントである【時間の流れ】を可視化するツールとして楽しく撮影できていますが、写真そのものに意図やステートメントが明確に存在していません(ぼやっとあるんですが、組で並べるとうまく並べられない)。そのため今後どのようにまとめていけば良いかをレビューしてもらいました。

レビューしてもらって得られたアドバイスとしては、「やっていることは面白いが、説明過剰」だとアドバイスをもらいました。これは自分の悪い癖。あとは結局セレクト次第という回答でした。ステートメントが定まらないとセレクトも難しいので、言い訳にならないステートメントを作り出していかなければな、とも思いました。


往相図

次にレビューしてもらったのが、ソフトウェア・スリットスキャンを用いて年数の経過を可視化させる【往相図】。こちらは花以外のシリーズも撮影していくかで悩んでいたので、そこのアドバイスをもらいつつレビューしてもらいました。

こちらはかなり好評をいただき、一緒に参加した他の参加者(いわゆるレビューイ)からの意見も好感触でした。


全体的な感想として、自分以外のレビューを聞くのがとても楽しかったです。単写真のうまさ、組のうまさ。ステートメントの書き方や着眼点など、とても興味深い内容でした。
私個人としては、説明が下手くそだったことと、英語ができない自分の不甲斐なさに泣けました。通訳を通してもらったけども、結局自分が伝えたい事ぐらいは自分で話せるようにならないと駄目ですね。そしてその伝えたい事をまとめる努力も必要だな、と。国語力と英語力が試される一日でした。

レビュー後は、みんなで飲み会に行って写真談義したり。凄く充実した一日でした。


2)CP+と御苗場をまわった

カメラの祭典CP+と、御苗場をまわりました。

CP+は平日初日にかかわらず凄い人の量。私としては、興味あるブースといえば計測器ブース(ホワイトバランスの測定や露光量の測定できる場所)ぐらいでして、いつも計測器メーカーさんと楽しく談義させていただいている次第です。

あとはセンサークリーニングの道具を無料配布している企業さんがいらっしゃったので、所持していたカメラのセンサーに鼻の脂つけて拭き取ってみましたが、思った以上にきれいに取れてびっくりしました。が、その行為を見ていた係員さんの顔の方がびっくりしていました。あの顔、写真撮れば良かったな。


御苗場は、此処2年ほど出していましたが今年は出さず。

展示については、相変わらずポートレイトが多い印象でしたが、今年はテーブルブースが新設されたためか面白い試みの展示もありました。でもなー、テーブルから自作するぐらいのレベルをやってくれないと面白くないんだよなーというのが本音でした。

日本最大規模の展示ですが、CP+のおまけにもなっていない状態で非常に悲しいものがありますが、仕方ない部分もあるかと思っています。これはまた後日にでも。


あとは毎年恒例、知人のケンタソーヤング氏の個展に伺ってきました。楽しい展示でした。3/8まで!


3)展示とポートフォリオレビュー受けてきた(2回目

最後は金山Gallery40でやっている「編む」という展示を見てきました。非常に良い展示なのでおすすめです。書いている時期が悪く申し訳ないのですが、3/3までです。二人展ですが、二人展のように見えない良さがある。ぜひ。


その後は、UNKNWON ASIAのポートフォリオレビューへ。UNKNWON ASIAは、大阪発の総合アート(等の)イベントです。

こちらは2000円と格安。レビューしていただいた内容は、レンズカルチャーの際と同様です。

しかしこちらでは、往相図は非常に手厳しい評価をいただきました。逆にスキャナカメラは非常に良い、と。このあたりは、写真として見るか、アートとしてみるかの違いなのかもしれません。そして、こちらのレビューでは具体的な修正アイデアがどんどん飛び出してきて、短期間ですが非常に参考になる機会を得られました。

ちなみにUNKNOWN ASIAに関しては、参加者が300人に対してレビュアーや審査員が200人も来るイベントらしいので、かなり先に繋がりそうです。参加費が10万円となかなかの高額ですが、その場で作品を売ればペイできるよ★と言っておりました。作品を売るかどうかは別として、参加してみたいな、と思えるような展示みたいなので検討中です。


最後に関係ないことですが

なかなか充実した3日間でしたが、終始花粉症に悩まされる3日間でした。薬も殆ど効かないので、何をするにもしんどかったです。花粉症の治し方、誰か教えて下さい。

ではでは。








自作で機材作ったり、展示物のギミック作るとお金かかるんです…。ストレスで甘いもの食べまくるから…。そんなわけで、俺に少しでも甘いもの食べてもらいたいって人はよろしくお願いします!